4.0
ほっこり
老舗旅館の娘の美里と従業員の勇三郎。
幼なじみで元恋人だった二人。
子供の頃から故郷の力になりたいと夢をもつ勇三郎。
おかみ修行をしても失敗ばかりで、自分では彼を支えられないからと、気持ちを抑えてきた美里。
二人が付き合っていたとは知らず、妹の深雪(若おかみ)と、勇三郎を結婚させようとしていた美里の両親。
恩義のある目上の二人を前に、お断りをし、
自分の想いを告げた勇三郎。
彼の気持ちを知って5年ぶりに結ばれた二人。
離れていた間、美里を想い、旅館で働き続けていた勇三郎の心情や、子供の頃の回想シーンなどが描かれていたらより良かったように思うけど、登場人物の皆が温かみのあるいい人達で、ほっこりしていて良かったです。
妹の深雪ちゃんと板前の梅原くんの恋ばなも読んでみたいです。
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