【ネタバレあり】生きた心地と私の最後のレビューと感想

二重構造の伏線と、どんでん返し

本筋は、事故で妻を失った夫が、妻を失ったことで自身が喪失した感情や体験を漫画に表していたという劇中劇です。この本筋のクライマックスは、主人公である夫が、夢うつつで自ら書いていたと思っていたラクガキも、妻の仕業(憑依？)であったこと、またお互い愛し合っていた日々を一瞬繋がって共有するという奇跡で終わります。ただ、どんでん返しとして、主人公が夫から妻にひっくり返り、実は前話で美しく愛を確認していた夫が、妻を交通事故死に見せかけて殺していた事、漫画の世界があの世に再現されている事、そしてその狂った世界は永遠に続くことなどが次々と明らかになるという、美しい愛の話から一気に暗いカオスな世界へ、読者を急転直下させる、あるいは感情を180度ひっくり返すという作者の仕掛けがあります。
無料でここまで短い話にもかかわらず、読み手に斬新な読書体験を用意してくれた作者様、お見事です！

レビューで言われている2回読んでわかったの意味がなんとなくわかる気がします。
1回目はゆるっと読んで、んっ？てなると思いますが、もう１回読んでみると、１回目でかすった部分が見えるような⁉️
なんか不思議、無料だからためしてみては？
読んでみて、なんかイラッとしたらら、別の日にもう１回読んでみてほし感じの作品だと思います。

誰か解説して

嘘のない世界だからみんな本音
光のない世界だから2人とも見えない
恥をかくと寿命が縮まる？？
交？？意味わからん
悲しいという感情がない？？
喜びがない？？
君（奥さん）がいない…死んだ
私（漫画家の人）旦那がいない…死んだ？？
終がない。奥さんが男の人がって言っているので旦那も死んだのかなと思いましたが
意味がよくわからないけどなんか気になる

よく分からないまま読み進めて

正直、絵でも文字でも内容が分かりづらい。
？？？と思いながらも読み進めていって、後半に！！！となって、まんまと２周目読んでしまいました。
これこそ作者の意図なんだろうなーと思いました。
でもやっぱり画力的にも、もう少しわかりやすいと良いのになとおもいました。
最後に今までの登場人物が出てきてる風だったり、盛り込んでる部分の雑さが気になってしまいました。

ひねりを効かせすぎて自滅

オムニバス形式のショートショートだけど実は全て繋がっていてひとつの話。
読み返して【そうだったのか！】とハッとさせられる系ですが、それを狙いすぎて無駄な肉付けをした結果話にまとまりがなくなってしまい、【そうだったのか！】系にあるスッキリ感がないのが残念です。

モヤモヤしたいなら

全話無料で見れるのは良いとして、伏線の回収が雑なのかあえて読み手の読解力に託しているのか、読後はモヤモヤだけが残りました。
最愛のかけがえのない存在を失うと、あらゆる感情や自分さえもなくして混沌とした世界にいるということなのかもしれないけど、じゃあ奥さんのこの最後はなんなんだろうと。ここはもう少し読み手に届くように伝えてほしかったです。

タイトルの一文字が無くなった世界の漫画だという事は理解できました。ただ最後の奥さんを殺したのは誰？登場人物的に旦那さんしかないんだけど、じゃあなんで？奥さんと気持ち通じてたのに。？？？がいっぱい出てくる漫画でした。無料で全部読めたので最後まで読めたけど、無料じゃなかったら途中で挫折してたかも。

こういう作品もいいかも

オムニバス形式の、構成と仕掛けが面白い作品です。

しかしポイントとなる、マンガ作家と妻の間に起きていたことと妻の死に関わることがサラリと描かれ過ぎていて見落としそうになります。そのせいで全体がわかりづらくなっているような・・・。

しかしこのようなスタイルの作品も悪くないと思います。

何だか

よくわかりませんでした。タイトルにある漢字一文字を失った世界をオムニバス形式で描いている事は理解でしましたが。作家の愛する人？の死因が交通事故？なのか他殺なのかもよくわからなかったし。雰囲気漫画なのかなと感じました。無料じゃないと読まないかな。

オムニバスではなく最後までが１つの話。

なので最後まで読んで「なるほど」となれました。
ですが最終話の奥さんの死因？あれはどういうことですか？分からない。。だれか教えて。