みんなのレビューと感想「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    わかる気がします

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    心が病むというより、脳の回路が間違って暴走してしまうあれ、思考とは別に体が勝手に動いてしまうあれ、経験あります。
    この体験談とは違うかもしれないけど。
    初めて出産した日の夜中でした。突然足がもぞもぞして目覚めて、今すぐに病院の屋上から飛び降りようとしている自分がいました。
    勿論そんな事望んでません。何これ、怖い、でも体が勝手に実行しようとするんです。
    産後すぐだったからまだ痛みのため自力歩行もおぼつかず、それが抑止力となって行動に移せなかったのが本当に幸いでした。
    個室でナースコール押そうかとも考えましたが、こんなばかげた事言っても信じてもらえない、と諦めてひたすら恐怖と戦って朝を迎えました。
    その経験は一度きりで、次の日にはけろっとしていて普通に退院、育児も大変な時にはしんどいな…と思うことはあっても頭の中が壊れてしまったようなあの怖さ異常さは今のところ無いです。二人目も普通に産んで子供たちも元気に育ってくれました。
    あれは何だったんだろう?と思うと同時にこの作品を読んで主人公の異常な部分があの夜の自分と酷似していて驚いているところです。
    あぁ現実にあるんだって。
    心と脳が解離していくようなあの怖さ。主人公は辛かったでしょうね。続きが気になります。

    by 匿名希望
    • 192
  2. 評価:3.000 3.0

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    総合病院の産科病棟で働く助産師です。
    よく妊産婦さんやご家族さんに言われます、助産師さんが1番天使だねと。
    この漫画を見て改めて、普段私たちがどのように見られているのか、とても考えさせられました。
    レビューを読ませていただいて、皆さん精神科のスタッフさんや作者ご本人さん(主人公さんかな?)へ厳しいお言葉が続いておりますね。でも私から言わせていただければ、1番の落ち度は産科医にあると思います。明らかにコンサルトのタイミングが遅すぎます。私たちの病院では、既往歴に心療内科等に受診歴がある方は必ず妊婦健診と並行して受診していただいています。私たちの病院には精神科はないので地域の精神科病院との連携になりますが、必ず情報提供してもらい、十分な情報や受診が得られない場合は、精神科も併設の総合病院へ紹介することとしています。妊婦健診の間に既往に対する対処がされていないこと、妊婦が精神症状を訴えているのに主治医や精神科医への相談なしに(作者視点なので裏では行われていたかもしれませんが)カイザーが産科医の判断のみで実施されていることを踏まえると、やはり第一関門である産科に問題があると思います。
    この漫画を読んで、日々行われるカンファレンスに、今以上に真剣に参加しようと思わされました。勉強になりました。

    by 匿名希望
    • 244
  3. 評価:3.000 3.0

    産褥期精神病とは違う

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    妊娠初期から自分も精神が不安定だったので共感した、との意見が多く私自身も妊娠初期に躁鬱状態で苦しんだので気持ちは分かります。
    でもこの方は元々精神病を抱えていて「お母さんごっこ」がしたいという理由で勝手に断薬、妊娠出産をしているので共感はあまり出来ませんでした…。
    産褥期精神病ではなくて、もともと精神病を抱えていてそれを隠して妊娠出産した結果悪化したのだから、このタイトルはちょっと違うのかなと思います。
    ただ、妊娠出産とはそれだけ自身の体にも精神にも負荷がかかるものなので、安易に「こどもかわいい!すき!」「大好きなこの人の子供育ててみたい!」だけで子作りしてはいけないよな〜と考えさせられました。
    作者さんのこれからの健康をお祈り致します。

    by 匿名希望
    • 123
  4. 評価:3.000 3.0

    同じ精神疾患持ちの妊婦として

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    心外だなぁと思いました。
    妊娠8カ月なのでサブタイトルが気になり、最新話まで読み終えました。
    主人公さんが本当に浅はかで自分勝手。
    私も精神疾患当事者なので辛さはお察ししますが同情も共感も出来かねる。
    深くは触れられてないですが、心療科に通院歴と服薬歴があったようですが、どんなタイミングで誰の判断で断薬にいたったのでしょうか?
    他のどなたかも書かれていましたが、安定剤や抗うつ薬などは徐々に量を減らしながら辞めていくのが基本なのですが、旦那さんとの会話のニュアンスから主人公様の独断で断薬し、独断で妊娠出産に至ったのではないかと予想しています。
    私はこの漫画のサブタイトルでもある「産褥期精神病」について、妊娠初期の頃に精神科の主治医と産科の主治医の双方から聞かされていたので、常に気にしながら今日まで過ごしてきましたし、出産を終えても気にしてなければならないと肝に命じています。
    主人公様も妊活するにあたり、通っていた心療科の主治医に相談をしていれば対策指導など、何らかの指示があったはずです。
    それを怠って勝手に妊娠出産、新たな病を発症させたあげく、その責任を子供に転換し、憎悪した下りには嫌悪感すら感じました。
    心療科や精神科に通院経験がある、または現在進行形で持病と向き合いながら妊娠出産に挑む女性はたくさんいらっしゃると思いますが、全員が全員この主人公みたいだと思われたらたまらないです。
    絵は上手で錯乱時の表現のしかたも世界観が出ていて良かったですが、それだけです。

    by 匿名希望
    • 267
  5. 評価:3.000 3.0

    ん~・・・

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    内容はすごくリアルです。
    ただ、主人公も作中で言ってますが
    「お母さんごっこをしたかった」
    「お母さんごっこをしたがったから」
    など口にしてますが、子供を4人産んだ私からしたら本当にそうだな・・・と思います。
    大切な旦那さんに、色々隠し事して影で薬飲んだり、子供を退院の餌に使ったり・・・この方はお母さんどころか、自分自身がまず大人にならなければいけなかったと思います。

    辛いのはご本人だけじゃない。
    それを支えている家族、大事な時にそばにいて欲しいと思うママの存在・・・
    この話は実はらしいけど、本当にそうなら、こんなにも自分のことしか考えられないなら子供とか産むべきじゃないと思った。
    子供が本当に可哀想。
    親は子供を見る責任があるからご両親は仕方ないと思うけど、旦那さんとお子さんが本当に可哀想でたまらなかった。

    by 匿名希望
    • 142
  6. 評価:2.000 2.0

    看護師の描き方が…

    少し読んだだけですが…
    看護師です。患者さん視点では看護師ってこう、血も涙もない悪の手先みたいに見えてるんだろうな…というのはすごくわかるのですが、抑制も投薬も意味があるもので、こっちだってやりたくてやっているわけではありません。点滴スタンドを足で倒したりしたら重大な事故につながりかねないので抑制せざるを得ないです。ご家族の同意書もとってカンファレンスで慎重に検討してます。あくまで患者さんからはこう見える、それを含めて病気、というのはわかるのです。リアルだとも思います。しかし医療従事者や閉鎖病棟に対して誤解を生むような描写が多いのは少し残念だな…と思いました

    by 匿名希望
    • 201
  7. 評価:2.000 2.0

    精神科とは

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    まさに精神科に勤める者として、また妊婦として興味を持ったので読んでみました。
    作者の実体験に基づくとのことなので、全部が漫画の通りではないのだろうとは思いますが、最近は産後うつになる方多いですし、さぞお辛かったでしょうね。
    ただ、医療者も人間ですから完璧な対応は出来ませんし、みているのは作者だけではありません。
    自傷他害の恐れがないと抑制はしませんし、作者も周りも自分たちをも守る対処をしないといけないので妥当な判断かと…
    何より妊娠前から抗うつ剤を飲んでいたのになぜ担当医に妊娠のことを相談しなかったのか疑問ですし、自己判断で薬を飲んだり休薬したりしたらそりゃ精神症状悪化するに決まってます。
    宇田川先生の仰ること、酷いと思うかもしれませんが実際その通りです。
    精神科はなぜか考え方や捉え方が偏った方が多いですから、治療として物事の捉え方や認識を改めることを指導したりもします。
    作者がこうして当時を振り返り描けるレベルまで回復出来たのは間違いなく、過酷な仕事をこなしてくれた医療者と、理解あるご家族のお陰だということを忘れずに、健全な生活を送ってほしいなと願います。

    by 匿名希望
    • 162
  8. 評価:1.000 1.0

    本当に実話なの?

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    精神科で勤務する看護師です。
    かなり厳しい意見になりますので、事前に失礼致します。
    まず原作者の実話と書いてありますが、当時のことは朧気にしか覚えてらっしゃらないのですよね?
    精神科の閉鎖病棟を随分と悪質に描かれていますが、それは自分自身が辛い目にあったという記憶だけで描写されているのですか。主人公のように自殺念慮がある方や、暴れる方など、そう言った方々は確かに身体を抑える行為を必要とします。
    実際、男性の患者に暴れられると、私達が数人でかかっても抑えられない時があります。私はそれで肩を骨折し、友人は自分が精神を病み退職しました。もちろん、そのような方はごく少数で、落ち着いている方も大勢います。
    嘘をついて退院して自殺未遂を起こすような方を、こちらも一般病棟に入れる訳にはいきません。そもそも、嘘をついた時点で、また再入院されていますが、場合によってはお断りさせてもらう場合もあります。作中で、オオカミ少年と言われていますが、その点に関しては口に出さずとも同意見です。
    身体を抑える行為も好きでやっているわけではありません、せざるを得ない状況だからです。
    精神科は私達が割り切らないと仕事が出来ない場所です。
    いかにも精神科のスタッフが悪のように書かれるのは、正直不愉快です。
    旦那様が薬剤師との事ですが、失礼ですが、事実なのでしょうか。
    薬剤師なら、精神疾患がある方が医師の了解も得ず、勝手に断薬し妊娠するという危険性を絶対に知っているはずですし、簡単に作ろうか、子供なんて言えないはずです。
    精神科の薬を止めるには、医師と相談しながら徐々に減薬すること、妊娠を希望する場合、必ず医師と相談する必要があることは医療従事者なら皆熟知しています。
    失礼ですが、漫画として描かれることで、話を盛っているのではないでしょうか。
    苦しいのは自分だけではない、今現在
    入院している患者を見ている当事者として
    大変失礼な事を長々とコメントさせて頂きました。
    どうぞご容赦ください。

    by 匿名希望
    • 296
  9. 評価:1.000 1.0

    考えが甘すぎ

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    他の妊婦さん見て「幸せそー!私も可愛い赤ちゃんほしい!」という単純な動機で元々鬱だったのに勝手に断薬して妊活…。普通の人でも妊娠中はホルモンバランスが崩れるから不安定になりやすいのだから当然主人公も鬱再発。出産後は祖父母と夫に育児丸投げ…。幼い子の育児だけでも皆んな大変なのにその上主人公が嘘ついて退院したり、自殺未遂したりと迷惑かけっぱなし。自殺しようとした時もわざわざ夫のパーカー着て自殺しようとするなど「私って死ぬ時もあなたの事大好きでした」アピールがウザすぎ。この人本当に甘ったれない性格なんだなと思いました。タイトルの病気になったから変になったのでは無く医師が言ったようにもともと精神的に幼いんだと思います。読めば読むほど主人公に呆れるばかりで疲れる漫画です。

    by mami083
    • 176
  10. 評価:1.000 1.0

    産褥期精神病とは思えない

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    他の方のレビューにもありましたが、作者は精神病でありながら自己判断で勝手に薬をやめて、妊娠後に病気を悪化させた。
    これは産褥期精神病とは思わない。もともと病気だったのに、少し良くなったからと妊娠したら(妊娠で身心に負担がかかる、みんなそうです)悪化した。
    自分の病気と真摯に向き合わなかった自業自得。精神疾患が有りながら、自己と向き合い、医師に相談し、何より赤ちゃんを第一に思って慎重に妊娠出産、育児を行う人はたくさんいます。作者のような人が精神疾患を持つ妊娠の全てと思われたら迷惑。
    それと今現在妊婦の方は読まないほうがいい。何も良いことはないと思います。
    私も鬱病でしたが、二人産みました。
    病気の苦しみは多少なりとも共感できます。だからこそ腹立だしく感じてしまいます。作者さんのお子様が、健やかに育ってくれることを願います。

    by 匿名希望
    • 180
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