みんなのレビューと感想「機能不全家族」（ネタバレ非表示）

全部読みました！！

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最近何かと話題の児童虐待のお話です。
お母さんが精神的な病があり、だんだんとバランスを崩し、虐待が激化します。お父さんは、虐待はしないけど、ネグレクト気味。
子どもたちは母から引き離された後も心に深い傷を負います。

主に長女である主人公の視点から描かれたお話です。
主人公は過去の出来事を自分なりに清算し、大人になりながら、乗り越えて行きます。

そして、過去を振り返り、自分自身を「虐待された子ども」としてだけでなく「虐待された弟を助けなかった自分」にも焦点を当てます。

どんなに大変かと思います。
作者の常に誠意ある人生との向き合い方が、凄いなと思います。

虐待の話ですが、かわいい絵柄なので、気分か悪くなるようなことはありません。

最近になってようやくこういう親が
本やネットで話題になり「毒親」という
ワードが主流となりましたよね。
でも昔、作者様がまだ幼かった頃は
小さいとネットワークも使えないというのもありますが自分の親がおかしいだなんて
疑うことなく大人になって大人になってからんん？と疑問になるとって言うことが多い気がします。
だから今も尚こういう親が後を絶たなく今でも苦しんでいる子、おかしな愛情？しか注がれていない顔色を伺ってしまう
そんな幼少期を過ごしてしまうこがいるんだろうと思うと悲しいです。
こうして発信できる能力を持った方がこういう家庭があるんだと発信して下さると
同じような体験をした身としては少し安心します。
自分だけじゃないんだ、自分の家庭だけがおかしかったんじゃないんだ、おかしいって思う自分がダメな子だったわけじゃないんだ
そう思わせてくれた事に感謝します

当たり前の日常が

当たり前じゃないんですね。
父親が悪いというレビューを見ますが、本当にそう思います。
お医者さんなのに勉強ばかりしすぎて人の気持ちが分からないんですかね⁈
うちの旦那もそうだなぁー。
違うのは子供には感心があるけど、奥さんには感心がない。
この母親みたいにならないように気をつけよう。

弟くん、大丈夫かなぁ…
続きが読みたいです。

涙が止まりませんでした

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虐待の経験はありません。母親の立場で読みました。涙がとまりませんでした。
親も一人の人間。そして子供も一人の人間。同じように虐待をうけた兄弟でも、別々の人間なんだよなって思った。

父親は母親と離婚することで、子供を虐待から解放した。でもやっぱり今殴られてるときに助けてもらえなかったっていうのは子供にとって大きな傷になる。子供のあざをみつけたら、その場で引き離してほしかった。でも、父親も負い目がある中、一人で子育てした。思春期の娘に対して遠慮もあっただろうし。働きながら、家事もして、朝ごはんも準備して。でも共感力とか、相手に寄り添うとかは、不器用で。愛とかそういうの考えることもなく、彼は彼なりに毎日を生きてたんだろうなと思う。


母親の愛って偉大だっていう妄想は、子供も縛られてるんだなって思った。自分も大人になってしまえば、母親も単なる小さな一人の人間てのが解る。その上で、尊敬できたり感謝できたりする。ただ傷つけられた人間は、それだけの存在になる。

全部読みました

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ついつい全部読んでしまいました。
お父さんの気持ちが結局は分からずじまいだったけど、あの流れだと子供達が母親から虐待されてると知った途端離婚して子供全員引き取るとか、何も言わなくてもフォローしてくれなくてもちゃんと見守ってたんじゃないかな？と思います。
もし、私の父親が同じ感じでも責める事は無いと思います。

主人公やその妹弟に悪い影響を与えてたのは、間違いなく毒親な母親だけどその母親に振り回されず助け合って乗り越えて欲しいと身勝手ながら思いながら読んでました。
姉弟って切っても切れないものだから、助け合い庇いあってたら少しは良かったのかな。でもこれは当事者にしかわかりませんね。

何はともあれ、主人公は素敵な旦那様に出会えて本当に良かった。妹弟さんにもこれからの人生が明るいものであって欲しいと願わずにはいられません。

お父さんの愛に最後ふれた辺りは泣けました。

幸せになりますように

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読んでいて辛かった。
虐待してるお母さんも、精神の病気がそうさせてたんだから、もっと早く子供達と引き離すべきでした。お父さんは、子供達が虐待されてる事気がついていたんでしょうに。
でも、その後子供達を引きとって育ててるのはお父さんだから、やっぱり偉いと思う。主人公が仕事で辛い思いした時、優しい言葉かけてあげて欲しかったけど、世の中のお父さんも同じような事言うかも。別に悪気なく。
主人公と兄弟達が気になるので(幸せになって欲しいし)、読み続けたい作品です。

辛いですね

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読んでて辛くなりました。どんな親でも一人で生きていく力が備わっていない子供達は従って行くしかありません。
1日がとても長く感じていた事だろうと、家の外に出ている時がどれだけほっとしていたかと思うと切なくて仕方ありません。

このような実体験のお話は、もっと行政により広めてもらいたいです。
子供を産んで育てるという事の責任と重大さをもっともっと知らせないといけないと思い
ます。

全ての子供達が安心に無邪気に過ごせますように願ってやみません。

虚しくなります

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まだ途中までしか読んでいませんが。
母親が我が子にそんなことをするの？と、悲しい驚きの連鎖です。
ただ、結局離婚に至り、子ども達と引き離される場面で喚く場面を見たら、胸が締め付けられました。

妻は夫から愛されたかったけど、夫は愛し方が下手だったような気がします。夫は冷酷人ではなく、ただ共感性が弱いのか情緒が足りないのか、妻を包み込むことも心の支えになることもできなかった。
夫は起きた事象を事実として捉える事はできても、解決策を考えるのが不得意で、おそらく妻に不満があることや子どもが困っていることは分かっていても、マニュアルがないとどう対処してよいのかわからないタイプなのではないでしょうか。
見ぬふりをしているのは、非情や意地悪からではないように思えます。
実は心の中ではフリーズしていたり、問題から逃げようとしてしまうのかもしれません。

妻は、結婚により人生をやり直していたような気がします。
おそらく実の両親から得られなかった愛を最初は夫に期待したけど、期待外れだった。だから次は子どもに的を代えてみたけど、いつも人を愛するよりも愛されたい気持ちが勝ってしまう。
大人しく従順な家族に依存して人生を思い通りにしようとするけど、欲求は底なし沼で上手く行かない。そんなもどかしさから元々持っていたであろう精神疾患を発症してしまい、どんどん我を失っていった。
憶測ですが。

子どもたちはかわいそうですね。
他の弟妹に母親の仕打ちが向けられても、自分でなくて良かったと思ってしまう。悲しいですが、生きる術だと思うと同情の気持ちすらわいてきます。
でも、人生は長いです。たとえ失敗しても、やり直せます。良いことだってたくさん起こるでしょう。
素敵な人生の先輩や仲間に出会えますように。

まだ、３話までしか読めてないんだけど…なんていうか、これ、実話なんですか…？こんな、ツラい子供時代を生き抜いてきた人が本当に存在するの…？って、すごく苦しくなりながら読みました。
作者さんの実話なんだよね？？なんか、私はまあまあ平和に生きてきたので、何故かすごく申し訳なくなりました…
長女ちゃんも妹ちゃんも弟ちゃんもツラかったね。もしこんな子供達がそばに住んでたら、ギュッと抱きしめてうちに連れて帰りたい。たくさんご飯作ってあげたい。うちのお布団で安心して眠らせてやりたいよ。なんでそう出来ないんだろう。

普通の家庭で育った人には絶対にわからない

妹がいい子でかえって心配になってしまう…。
作者兄弟が幸せになれたら良いけど。

母親の態度、言動が支離滅裂…。
暴力の後泣きながら謝ったり、自己嫌悪になったりしてませんよね？
見てるかぎり。
虐待でも本人はしつけのつもりなんでしょうか？
一体母親に何があったのか。昔からそうだったのか、元々なのか。
幼児教育もおもちゃとは言え銃で的当てとか、ヒーリングとか、普通の幼児教育とかけはなれてる。
本当の事は作者もわからないだろうし、読者にもわからない。
暴力の後の笑顔って泣いてるよりこわい。

普通に愛されて育てきた人には絶対わからない家庭。