4.0
血族
血脈を護ることが優先され、個人の意思など認められない閉じた環境、差し出される幼い生贄。一族という歪みに囚われるそれぞれの人生。
排他的な狭い社会が生む悲劇に立ち向かうひとつの闘いのお話。
ことの大小はあるにせよ、こういうのは確かに在った。だから恐いし哀しい。
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血脈を護ることが優先され、個人の意思など認められない閉じた環境、差し出される幼い生贄。一族という歪みに囚われるそれぞれの人生。
排他的な狭い社会が生む悲劇に立ち向かうひとつの闘いのお話。
ことの大小はあるにせよ、こういうのは確かに在った。だから恐いし哀しい。
この村の人々は、人を喰っている。
田舎の村、閉鎖的な空間で進んでいくミステリー。
最近都会から田舎に派遣されてきた主人公の駐在は、村で過ごす内に村の人々の異様な空気や習慣に疑念を抱く様になる。
まだ序盤しか読めてませんが、死んだ人を食べるという習慣?も私的には理解はし難いけど、その死んだ人も事故なのかそうでないのか…。
村の住人がみんな怪しすぎるし、主人公の娘が喋れなくなってしまった理由も一体何なのか。
謎が多くて早く読み進めたくなります!
なんなんですかね、見ていて肩が凝る!
タイトルの絵のお爺さん一人で密かに食人していたのかと思いきや、不良の村人たちがソロゾロ出てきて、新米駐在を巻き込み。。
前の駐在の娘が登場したところまで読みました。
気になるので、その先も読もうと思います。
これから、奥さんの方が村に陶酔してしまい、嫌な方向へ家族が巻き込まれないか気がかりです。
サスペンスというには重い。映今後まだ展開画のリングや呪怨を観た時のようなずっしり感でした。
まだ12話まで読んだところなので、起承転結の『起』の段階だと思いますが、どっぷり作品の世界観にハマリます。
駐在さん、逃げて!(泣)と思いながらも次を読まずにはいられません。
村社会特有の閉鎖感、もう相互監視レベルのこのヤバい感じ…やっぱり生きてる人間が1番怖い。誰が味方なのか敵なのかもまだわかりません。先が気になります。
絵は勢いと暗い影が両方あり、作品の世界観に合っていて雰囲気があります。
物語が進むにつれて主人公の活躍する姿は応援したくなってくるが、それ以上に話が二転三転して引き込まれていきました。話の内容や描写はグロいものがとてもよく出てくるし残酷なシーンも多いが村の人間や後藤家や警察の人間などそれぞれ敵なのか味方なのか読み進めていくまですぐには分からなくてなかなか想像力を掻き立てられました。後藤家、供花村、阿川家それぞれのストーリーにスポットが当てられてて楽しめた。ただ一つ共通して取り上げて考えさせられるのは子供の大切さや尊さ、そして子供の未来を奪ってはいけないという事だ。
深みのあるラストに、なんて〜〜〜!?ってとこで読了。後藤家だけじゃなかったんなら、今までのやり取りは一体……??解釈により評価分かれるかも。個人的にはもう少し謎を明かして完結してほしかった(この含みを持たせる終わり方がホラー的様式美なのかも知れませんが……)
あと、あの人って結局ずっと檻に入れられてたの?意外と外に出歩けてたの?突如として現れるからこれも理由明かしてほしかったw
物語の前半はすごく面白くて、怖いけど夢中で読んでいました。後藤家の人よりも村人達の一見優しそうで閉鎖的な性質の方が恐怖を感じました。もう絶対最後まで読む!と思っていましたが、大悟が祭りに乗り込んでからの後藤家とのバトルシーンが分かりづらくてトーンダウンしてしまいました。誰が誰やら、何がどうなっているのか、読み返しても分からないコマがあり(私だけ?)釈然としないまま無料分が終わってしまい、読み進めるか保留になっています。神主さんが黒幕⁉︎と気になる所ではありますが!
最初は読むのをためらいました。もう表紙からして気味が悪すぎて…。
その後、読み進めても、全然ほっと一息つけない展開。どんだけしつこいんだよ?っていう、うざい通りこして、もはやホラーな村人たち。カルトすぎる結束力を見せる村の支配者・後藤家の面々…。
画もリアルで、だからこそ、とんでもない気持ち悪さに打ちのめされまくるのに、息を飲んでどんどん読んでしまいました。
食人村の絶対的支配者だった「後藤銀」の呪いに、未来を担う子どもたちだけが、負けずに打ち勝てた結末に、一筋の希望の光が見えてほっとしました。
でも、最後の最後のカットでまた、追い討ちをかけられるんですけど。
田舎の人の絆の強さや閉鎖性をこういうテーマと絡めて描くのは、現実に過疎などで苦労しながら暮らしている人々の事を思うとちょっと抵抗がありました。
とはいえ、ホラー好きの性(さが)ゆえ、面白い事は面白いですね。主人公の新しい駐在さんが村人の異常さにとまどったり葛藤したり、不安に駆られて妻の前で涙を流したり、よく描けてると思います。ただ、テーマがテーマだけに気持ち悪いです。星4にしましたが、ほんとの評価は3.5です。
時代を大正や明治(できれば江戸以前)に移すとか、舞台を異次元の平行世界にするとかしたら、気持ち悪さも半減し、もう少し素直に楽しめたかもしれません。
前の駐在さんとは、違って…男気があり心意気が凄いですね!危ない目にも遭っていますが…とても機転が利き回避できました!病んだりは、しなさそうです!同じ派閥の中にも、味方をしてくれそうな人が出てきて…段々と雲行きが変わってきたように思います!!あの山奥の人たちは、もう正気を失っていて、人間じゃない気がするので…コチラ側?も、正気で向かっては、危ないですよね!!