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読んでいて涙が出ました。ダルちゃんのいきづらさ、苦しさ、居場所がわからずなんとか周りに合わせて自分を誤魔化して生き続ける日常が、共感できて自分も苦しくなってきてしまいました。私はダルちゃんほど自己主張ができなくはないですが、嫌われたくないと言う思いは同じで、好きでもない男性とそういう関係になりそうになって自分が嫌でたまらなくなりました。そんな若くて今以上に不器用だった自分を思い出しました。
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読んでいて涙が出ました。ダルちゃんのいきづらさ、苦しさ、居場所がわからずなんとか周りに合わせて自分を誤魔化して生き続ける日常が、共感できて自分も苦しくなってきてしまいました。私はダルちゃんほど自己主張ができなくはないですが、嫌われたくないと言う思いは同じで、好きでもない男性とそういう関係になりそうになって自分が嫌でたまらなくなりました。そんな若くて今以上に不器用だった自分を思い出しました。
↑頭では分かっていながら
いざ世間に出ると何故か皆
【平均的なアイテム】【常識的な思考】
これに自分を当てはめ、そこから外れた人は、容赦なく異端扱いする
その経験があるからこそ
ダルちゃんのように、自己が形成されていない人は
(寧ろ形成されているけど、素直に出せば世間から弾かれる人)
人の何倍も【人間に擬態】しないと生きていけないし
【自分が素直な気持ちで行動した事】は、全て不正解で間違った事だと思い込んでいる
だから【普通に問題なく出来てる人
(又はそのように見える人)】はお手本で
その通りにやれば、人間として認められている正しい振る舞いだと信じきっている
だからサトウさんのように
【真っ当な意見だけど、ただ従うだけでなく、自分自身も深く考察する必要がある事案】
これを突きつけて来る人は、これまで培ってきた
【擬態の努力を踏みつける敵】だと認識してしまう
そんな【休む暇が無い思考のダルちゃん】の、居場所探しの分岐点を
読者は見させられているのかなと感じました
【我こそは常人】と感じ
ダルちゃんの思考パターンを心底理解出来ない方は一度
沖田✕華さんの漫画にある
『・親友の彼はろくでなしの浮気者
・交際をやめたほうが…と言ってるのに、聞く耳を持たず、苦しい恋を続けては
泣いて愚痴る親友
・良い人に廻り合って欲しい作者は
風俗経験がある事を活かし、大嫌いな浮気者の親友彼を誘い、即効で寝る
・それを親友に告げ、激怒した親友が
彼と別れ、作者の行いを周囲に話し、作者は全てから孤立無援になる
・しかし作者の狙いは
自分が全てから絶縁されても、苦しいながら彼との関係を切り離せない親友を手荒な手段で切り離し
良い人との新たな縁を掴んで貰う事』
この下りが、ダルちゃんの極端な思考パターン
行動パターンとリンクしている気がするので、読んでみるのも一考かも…
最終的にダルちゃんは
ちょうど良い居場所・自分をさらけ出せる人に廻り合えて
ダルちゃんは人間であって異星人じゃない
でも世の中に【異星人】は沢山いて
彼等もまた生きた人間で、要は自分が苦しまない居場所を見つける事が
ささやかで大きな幸せなのだと
丸山なるみさんが気付いていく話なのかと思っています
読んでいて自分と重なる部分がありました。
周囲に溶け込む為、惜しみ無い努力をして「普通の派遣社員」に見える様に擬態するダルちゃん。
本当に「普通」を演じるのは大変。
けれど、社会で生活をするには本来の自分の姿を隠し「普通」の枠へ潜り込まなくてはならない。
男女問わず必要に迫られ「擬態」して生きている人は多いと思います。
肩の力を抜きたい時、お勧めの漫画です。
響く方が沢山いらっしゃるのもわかるんですが、主人公の女性の身勝手さというか、人に慣れてないせいなんでしょうが無自覚に人を振り回したり、悪者を輪をかけて悪く見て責める考え方がちょっと受け付けなかった。思いやりの無く人を基本的に見下してる態度が苦手ですね。自分以外の人間がマトモという表現で、素のダラしない自分が一番ホントは正常って言いたいような。いちいちうっとおしい上に一方的な人の見方ですね
引きちぎられる気持ちになりました。
誰もがみんな同じ価値観なんて思わない。どんな展開になるのか、100ポイントは痛い出費でしたが、後悔しない。
最後までキチンと読んでよかった。
後半のセリフ一つ一つが喉に詰まり、久々に感動してしまいました。
たぶん自分もだるちゃんだったんだなー、って気づかせてくれました。生き辛さやその場に適応できないことや、人間関係のわずらわしさも、自分が普通じゃないからダメなんだって、自分を責めたり悩んだり、くるしかったけど、だるちゃんの存在を知って不思議とストンと腑に落ちて、心が軽くなりました。
読んでて、気持ちわかる!泣きそうになる人多いんじゃないかな。何とかまわりに合わせて、生きててごめんなさい、みたいに生活してる自分。とるにたらない小さな仕事でも一生懸命やって、感謝されたら、生きてていいんだ、って自己肯定できる。そんな世の中のダルちゃん皆が、幸せになりますようにって思う。
書店や雑誌で紹介されていたので前から気になってました✨表紙やお試しでダルちゃんはほのぼの癒し系の女性の日常的なのだと想像してましたが、全く違ってた。私は3話まででムリ❗しか浮かばなかった❗最低男から助けてくれたのに逆恨み?逆に好きになろう?身体震えてるのに?自分を見下している男と経験した方が?理解出来ない。しかもこれで100⁉️高い‼️
周りでは好き嫌いのわかれる作品なんですが、私は好きでした。
最初は、何だこの話?という感じで始まりますが、ああ、自分自身もダルダル星人なのだと次第に気づいていきます。
主人公の不器用な生き方を見るにつれ、辛くもなりますが、言葉に救われます。
最初は、ダルダル星人って何者?随分シュールな設定だなと思うと思いますが、一見特殊なだけでダルダル星人は日常の色々なところに潜んでますよね。そして、自分の居場所を求めている。私には心当たりがある。あなたにも、あるかも。