5.0
鯛野ニッケ先生の作品は本当に外れなしです。これも面白くっておもしろくって、何度も読み返したい作品でした。
子役時代から芝居道に生きる佐藤くんと、弓道を究めたい武士先輩。たまたまぶつかってした抱擁が結果的に2人がそれぞれのスランプを脱するための一助となり、理由もわからぬままにいつしか抱擁にはまっていく2人…。
さらに佐藤くんが演じるお芝居の世界の八千代丸と主様との関係性もリンクして、幾層もの深い世界が併走していきます。
かわいくてきれい、単純で深い、弱かろうがやさしくて強い、だからハートにズシンと来る、鯛野先生の作品はそんな感じです。もっと読みたい〜。
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