みんなのレビューと感想「不浄を拭うひと」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    この仕事をしてる方や作者様に感謝

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    グロいとか言ってる方。
    タイトルからしてグロさ醸し出してるんだから読まなきゃいいのに。

    こんなの見たくないとか言ってる方、
    だって生あるものは皆死んでいくんだよ?
    皆がベッドの上で人形みたいに皆が亡くなると思っているの?
    これが、現実なんだよ?
    もし親戚家族がこうなったとしても、「見たくない」と言ってそれこそ特殊清掃の方に丸投げするの?

    私はこういうテーマどんどん世に出して伝えるべきだと思う。
    こういう仕事して下さる方がいることに感謝ですよ。
    だって、わたしにはできないもん。

    星1の読者層が若い方々なのかな?
    嫌だ、キモい、遺体の状況が変とか言う前にまず感謝しようよ。。。

    なんか、平和ボケしすぎだよ。

    • 616
  2. 評価:5.000 5.0

    容赦ない現実

    ある作品を読んで特殊清掃の仕事に興味がわき、最終的にはそういった仕事に就けたらと考えていました。

    今作品でかなりリアルな視点から特殊清掃の仕事というものを見てさすがにたじろぐ思いです、人は死んだらこうなるということ、突然に死は訪れるということ、遺品から垣間見える故人の人生、決して他人には見せられない、見られたくなかったであろう秘めた部分までも、全て他人に清掃、処分して貰わねばならないという…一人で突如として逝かなければならないというだけでも悲惨なのに、人生の終わりはかくも酷なものかと。

    こうも次から次へと目にする容赦ない現実の数々に果たして自分なら正気を保てるのだろうかと考えてしまいました。

    事実に基づくエピソードの凄まじいこと、人間の体ってそうなるんだ…と初めて知る内容があまりにエグい。沖田さんのかわいらしい作画でかなりマイルドなタッチになっているとはいえ、大抵の人間には耐え難いでしょう。

    しかしそんなトラウマものの現実と向き合い粛々と不浄を拭い続ける人達がいるというのもまた現実であり。

    誰かがやらねばならない仕事、というものは世の中に必ずあり、その人達のお陰で空間は日常を取り戻す。

    打ちのめされたと同時に特殊清掃員の方々には頭が下がるばかりです。素晴らしい作品をありがとうございます。

    • 838
  3. 評価:5.000 5.0

    すごくハマる。そして言葉にならない。

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    特殊清掃をされている方の話です。
    沖田×華さんの他の作品も読んでいますが、いつも思うのが、絵柄はどちらかというとかわいらしくもあり、単調なのですが、だからこそこういった、実生活ではなかなか知り得ない、でも実は知らないだけで現実に起こっている話を読みやすく読めるのかなと感じます。

    内容は…。だいぶグロいというか衝撃です。人間て、孤独死ってそうなるんだと…。
    普段ニュースで何気なく、孤独死を聞くことがありますが、どういった状態なのか、そこまで考えたことがなかったので、色々と考えさせられる話でした。
    特殊清掃を通して、そこで生きていた方の生前の姿を垣間見ることができたり、世の中には本当に色んなことがあって、色んな仕事があるんだなと、感慨深い気持ちになりました。

    一話毎に完結しているので、どこから読みはじめても分かりやすいですし、一度読んでみるとどんどんはまっていきます。
    おすすめです。

    • 251
  4. 評価:5.000 5.0

    「好奇心」では読めない

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    沖田さんの、社会に絶対あって、でも、中々日の当たらないエピソードを、「グイグイ読ませる」お話。絵柄のせいなのか作者さんの人柄のせいなのか、ただただツラい内容ではない。ないけど、やっぱりツラい。。。試し読みの、お部屋の外に液体が流れてて、虫がピチピチしてるの見ただけで、たまらなくなった。でも、こういうことは、現実でも、きっとあるよね。。。沖田さんが描くのでなければ、読めないと、思います。目を背けては、いけないよね。。。

    • 143
  5. 評価:4.000 4.0

    考えさせられる漫画。作者に感謝。

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    『私は誰にも迷惑をかけずに生きていきたい。1人で生活して、最後は孤独死でもいいわ。』と言うヘルパーさんに、医師である叔母が『それが1番家族や周りの人に迷惑をかけるのよ!孤独死がどれだけ酷い状態か知ってるの⁈」と声を荒げていたのを思い出した。

    叔母は医師(解剖医の経験あり)だから、漫画のように孤独死して何日も経って発見されるとどうなるのか、よく知っていたのですね。

    この漫画を読んで、『病院のベッドの上で家族に看取られるのは本当に幸せなこと』とも言っていた叔母の言葉に納得です。

    知らない世界を学びました。
    こういう、誰も教えてくれない綺麗事は通用しない現実を描いてくださる×華さんにはいつも感謝です。

    by 匿名希望
    • 276
  6. 評価:4.000 4.0

    ちょっと怖いけど興味深い

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    特殊清掃、大変なお仕事だなー、と思いながら読みました。お祓いしてもらえるお坊さんともつながりがあるのはさすがだなーと。

    霊が出るときにカサカサ音が出るというエピソードを読んで、子供の頃、飼っていた犬が車にはねられ、病院で亡くなったときに、自宅で待っていたらその音を聞いたことを思い出しました。あの時も犬が来たんだなとはなんとなく思ってたのですが、やっぱり来てくれてたんだなーと、そんなことを思い出しました。

    漫画は少し怖かったりグロい描写もありますが、絵柄がリアル系ではないので怖いの苦手な私でも読めます。

    by yu77ri
    • 92
  7. 評価:5.000 5.0

    現代の職業

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    昔はなかった職業ですね。
    特殊清掃のおはなしです。たまに夕方のニュースで特集していたりしますがここまで詳細には放送できませんからね。
    霊感がある方らしく憑いてこられた話とかもあります。ホテルでの清掃の話はちょっとショックです。病気や、本人の意に介さない時はしょうがないけれど自殺をする人もいるんだと、それをその日のうちに改装して人を泊めちゃうそうで。ホテルのお風呂に入るのが怖くなりました。
    これをよんで独り暮らしの母に、今までは3日に一度電話をしていましたが、それだけでなく毎朝母から電話に履歴を残すよう約束をしました。読んでよかった。

    by 匿名希望
    • 89
  8. 評価:5.000 5.0

    一人暮らしの方が孤独に亡くなっていたと言うニュースを聞いても さほど驚かなくなってしまった最近の日本。

    以前TVの番組で そのようなアパートの片付けやお掃除をする専門の業者さんがいると知ったのですが、このお話の主人公がどうもそうらしいと言うことで 怖いもの見たさ(不謹慎ですが)でまず1話を。

    お仕事内容もさることながら、なんとこの主人公は霊感体質で本当に怖い体験をするんですね。

    ✖️華さんの作風だと思うのですが、淡々とした話の流れで それでいて読み手の心に深く語りかけてくるモノがある、と思います。

    • 76
  9. 評価:4.000 4.0

    人の死は様々

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    特別清掃…。
    なるほどと思いました。確かに必要な仕事です。しかし、あまり知られる事はない仕事でも有りますよね。
    現代は、病院で亡くなる人が大半ですが、人の死は様々だと感じる作品ですね。これを読んで何を感じるか、恐怖や不安、不快感、様々な負の感情が浮かぶかと思います。
    しかし、無闇に忌み嫌うことは、してほしくない。
    ここに書かれたケースの方々のご冥福をお祈りします。

    • 74
  10. 評価:4.000 4.0

    リアリティーと霊感と

    最初は、主人公の「霊感持ち」という設定はどうなんだろう、と思った。
    こういうエッセイ系の漫画は、かなりの部分、リアリティーが勝負なわけで、真偽はともかく、読者が「ホンマかいな」と感じる可能性がある設定は、ちょっと不利なんじゃないか、と。
    しかし、特殊清掃の仕事のリアリティーを描くのと同じタッチで、心霊現象についても淡々と描かれており、不思議と違和感はなかった。

    霊感が本当にあるのかもしれないし、穿った見方をすれば、主人公が抱える妄想か、この仕事に伴う精神疾患の可能性だってある。
    それはわからないが、主人公にとっては「霊」が「現実」なのであって、それを含めて、特殊清掃という仕事のリアリティーとして提示する、という描き方は、これはこれでありかな、と思った。

    by roka
    • 71
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全11,365件

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