5.0
読み返して二度楽しめる。傑作!
待ってました新作!
束原先生のパウダースノーメランコリーでBL初体験し、それからファンになりました。
といっても、えげつないエロ系のBLは苦手。束原作品のような、ストーリー重視で美しいお話を探して読んでます。
本作の主人公は二人の高校生です。子供の頃からバッテリーを組んできた、野球少年の悠太と律。部活を引退してから悠太が感じている喪失感は、野球を辞めたせいなのか、それとも・・・?なお話。
悠太は素直で、ひねくれているところが全くない!口から出てくる言葉ひとつひとつがもれなくかわいいのですが、それをポーカーフェイスでさらっと流す律にもキューンときます。(最後まで読んでから読み返すと、律の気持ちがわかる分、さらにキュン倍増です。)
絵がとても美しいところ、一話ずつが割と長めで読み応えがあるところも、ポイント高いかと思います。
ちなみにエッチは最後の方で描かれています。濃厚ではありませんが、美しいです。
読んでみて、おっ!と思われた方は、是非この作者さんの他の作品も読んでみて下さい。パウダースノーメランコリーは超絶オススメです。
- 8