みんなのレビューと感想「乙女坂戦争」（ネタバレ非表示）

ラブ⭐︎

細部が80年代でかえっておしゃれです。
例えば、電子マネーなんてなくてがま口の財布。そして男子は、長髪。もちろん会話の途中にケータイがなったりしません。10円玉を持って公衆電話です。1982年に、創刊されて、2014年に再刷されてるのは、やっぱりまた注目が集まってきたのでしょうか。だとしたら嬉しい。

なつかしいな

たしかマーガレットに掲載されていました。
昭和の時代の素朴な女の子と幼なじみの大学生との淡いお話です。
まあ、二人の会話は結構びしびし飛んでいましたが。
大学生の大薮くんが風邪をひいたとき、ラーメンを作るんですが、それを見た大薮くんが、「ラーメンを水から茹でる女か」と言うシーンが大好きです。

岩舘さんのふんわりとしたぼんやりとした絵と世界観が本当に大好きでした。
今でいうこじらせ女子な塔子と強引でイケイケ女子の一子の攻防がホントかわいいです。
ああいう空気が本当に女子高には漂っていました。
あの中に居てキラキラしていた時間を思い出させてくれる作品です。

懐かしい

むかーし、親戚のお姉さんに単行本を貰って読みました。
絵柄は古臭いのですが、話が他の少女漫画とは全然違っていてとても新鮮で、岩館真理子の大ファンになりました。
今回久しぶりに読み返して、「やっぱり良いなぁ」と思いました。
この人は天才です。、

昭和感漂う、作品です。
でも、この頃はこのタイプの絵がほとんどでしたね。
千が細くて、はかない女の子や男の子の切なさは、ドキドキするくらい伝わってきます。

何度読んでも！

生々しいところは一切なくて、せつない恋心や家族愛が淡々と紡ぎ出される真理子ワールド。大好きな作品です。

作家買い

憧れる綺麗で可愛い女性がでてくるので岩館さんの作品を読むとす～と物語の中に吸い込まれていくのがとても好き！岩館ワールドの魅力です。随分前の作品だけど続きが読みたいわ

懐かしい

昭和感は確かに！
岩館真理子さんの作品はどんどん絵が変わってきます。初期の頃の作品なのですが 繊細な主人公を描かせたら今でも右に出る作家はいないでしょう。そしてユーモアのセンスもピカイチです。派手ではなりませんが日常の物語を丁寧に描く… 時代が変わっても色褪せる事がありません。