4.0
すごく切ない話だけど、最後はハピエンで良かった。きっと虎太郎と結婚しても、あのときの小月では結局別れていたと思うからタイミングって難しい。エピローグも良かったです。
- 0
すごく切ない話だけど、最後はハピエンで良かった。きっと虎太郎と結婚しても、あのときの小月では結局別れていたと思うからタイミングって難しい。エピローグも良かったです。
先生の作品はどれも切なくて胸がしめつけられます。でも、日常ではこんな気持ちになることないので、いつもうるうるしながら読んでます
二人目に付き合った虎太郎に結婚しようと言われても、別れを選んだ小月。さよならをする遊園地のシーンは胸が苦しくなって泣けました。
感情の描写がリアルで大人って感じで切なかったです。最後ハッピーエンドでとてもきぶんがはれましたー!!
幼少期に母親に愛されなかったと感じてしまうと、後々こじらせる。とくに恋愛が難しくなる。気持ちわかります。
天堂さんの作品に出てくる登場人物は心に傷を抱えたキャラクターが多くて
この作品の主人公も辛い過去を抱えてるが最後は幸せになってよかった。
天堂きりんの中で一番好きな漫画かな。同僚の男の人がクールに見えてけっこー人情深いところがキュンとくる。
悲しい、お母さんと弟との別れがあって、主人公がなかなか心を許せない。信じてるのに、甘えたいのに。そんなことがなかなかうまくできず、不器用に愛するその姿に涙がでました。
母親に捨てられたのが、本当にトラウマになってしまって、人に甘えたいのに甘えられない。こんな人は人に愛されたいと言うより、愛されないといけないって、感情を抱くって聞いた事あります。山ちゃんも父親から愛されてなくて、辛い幼少期を送った訳あり。2人がそれぞれ難しいけど、乗り越えて幸せになれたら良いな。
女は愛するよりも愛されることが一番の幸せ。でも実際に一途に愛してくれる男性が現れて、愛されるだけでは駄目なこと。自分も相手を愛さなければいけないと気付かされたんだと思います。母親からの愛を十分に受け取れなかったことにより、家族というものに対してどこか冷めた目で見ていますが、実際は人一倍憧れている小月。
キラキラとしたお話ではありませんが、読み終えたあと余韻に浸れる作品でした。