5.0
大好きな空気感
大好きな漫画ベスト3に入る名作です。
思春期の子供たちが日常として過ごす田舎の風景は、何もないけどとても満ち足りていてすごく魅力的。家族、子供たち、先生、村の人、、主人公たちは狭い人間関係ですが、様々な学びのなか少しずつ育ち合っていて、暖かい空気感に溢れています。笑えるしジーンとするし、こんな時間を過ごしてみたいと思わせてくれる漫画でした。
何度読み返しても最高です!
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大好きな漫画ベスト3に入る名作です。
思春期の子供たちが日常として過ごす田舎の風景は、何もないけどとても満ち足りていてすごく魅力的。家族、子供たち、先生、村の人、、主人公たちは狭い人間関係ですが、様々な学びのなか少しずつ育ち合っていて、暖かい空気感に溢れています。笑えるしジーンとするし、こんな時間を過ごしてみたいと思わせてくれる漫画でした。
何度読み返しても最高です!
主人公とその彼氏が結果的に美男美女、というのはマンガだからまあ良しとして、物語の中のいろいろなディテールは、過疎地のリアルだなーと思いました。
特に、そよちゃんが「かっこいい彼氏と付き合った先に何があるのか」と大沢君との未来を想像するところと、夏に学校が終わって海に遊びに行くとこきに大沢君が「東京にいたら塾に行ってる時間だ」と考えるシーン。
なんだかいろいろ考えさせられる話です。
そして、紡木たくの「瞬きもせずに」を思い出しました。(もう一度読みたい!)
終わり方は、もうちょっと続きが見たい、というか、大沢君本人からそよちゃんに具体的な言葉が欲しかったな・・と思いましたが、読者に想像の余地を残すような終わり方だったんだと思います。
未来を予想してみた。少しづつ車社会になってゆく描写に有る様に、電車は廃線して残念なものの、高速道路が発達するので、田舎暮らしを楽しむ人々が増え、あの小学校は廃校にならず、そよちゃんは先生になれる。そして大沢君は中古車販売店で成功するのだ。先生の兄の経営する陶芸の里が賑わい、観光地になる可能性もある。なので、そよちゃんはそうした想像もして欲しいかったな。あと、おさげ髪を解いたフワフラ髪姿も見たかった。しかしそこまで考えて想いを馳せてしまう程面白く少し切なく何度も読み返す名作。
全てが詩のような素晴らしい描写でした。
こんな表現が漫画で出きるなんて日本人ってすごいなーと思います。わしも日本人だが日本人で良かったで。読んでると方言移ってしまう。
くら先生よう 続きが読みたいでがんすよ。
もうちっと宇佐美の事とかおとうちゃんやお母ちゃんの事やら描くこと残っておるんじゃなかろうか?わしゃ直ぐに買うて読んじゃるけぇ。さよとのその後まで描きんさいや。
方言バリバリの美少女そよちゃんと頑固なお父ちゃん、町からお嫁にきた美人なお母さん、後にイケメンに成長する弟、おじいちゃん、おばあちゃん。村の人々一人一人が丁寧に描かれています。
東京から転入してきた大沢くんとの恋を中心に中学から高校にかけての話ですが、ラストが最高、何度でも読み返したくなるくらもち漫画。うちは親子で読みました。
初めてくらもち先生の作品を読みました。
退屈な田舎の日常が大沢くんの登場によって回り始め、異質なものを嫌う田舎の年寄りの空気、新しいものに憧れる子供たちの空気、凄く丁寧に描写されてて感情移入しまくりです!
そよちゃんのお母さんが結婚式で出かける時に、子供たちが「お父さんのお守りをするのが嫌だ!」の気持ちも、めちゃくちゃよくわかります!
くらもちふさこ先生、大好きで、ドンピシャ世代です。
男の子の描き方が、ほんと素敵、色気あり、ヒトクセあり。
田舎町に東京からきた転校生、今にも廃校になりそうな小さな学校。
そこでの日常が、丁寧に描かれていて、10代の繊細さ、今読んでも懐かしく、面白い。
一気に読んでしまいました。
おススメです。
だいすきです
全キャラクターに深みがあってユニーク
「明るくて優しくていい人」みたいな
浅ーい嘘っぽい人は一人もいません。
作家さんの力量として
くらもちさんと いくえみさんは
時代を超えて別格だなぁと。
田舎の学校や海、村の景色など、、
風景の描写もとても美しいです
大沢くんが来たことで、新しい空気が入ってきて、色んな刺激を受けていく子ども達が可愛い
素朴な子達が刺激をうけたように大沢くんも刺激を受けて少しずつ馴染んでいくのがなんだか良い
単に都会に憧れるだけじゃない、田舎の素朴さの良さが描かれている
何度も読み返したいお話
私的に好きなマンガランキング1位です!
田舎の学校に都会の少年が越してくるという、なんでもない日常の物語ですが、どうしてこんなにいろんな人の気持ちがわかるんだろうと感動します。こんな美しい少女時代を過ごしたかった。絵も好みでかなりハマりました!