4.0
苦しいほど焦らされる
姫宮と義明の話、第二章。
神の子として、魔物と戦い続ける姫宮とそれを支えようとする義明。
人間としての心の機微に疎い宮様と、
宮様を女性として愛している義明。
徹底的にすれ違う二人の気持ちがいじらしくもあり、
読んでいて苦しくなるほど焦らされる。
早くハッピーエンドになってほしいのに、
人生そんなに甘くないって感じで、
次々に現れる、魔物と妖。
宮様の影として作られたカゲキまで再び現れてしまうとは。
いっそのこと結末から読めたら良いのに、
それでは面白くないので、あくまでも順番に読み進めて
二人の変化と成長を見届けたいと思います
by
匿名希望
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