1.0
11〜15話。血は水より濃い。
15話まで全部読みました。
ネタバレ感想ご注意ください。
娘の愛美に執着した、母由紀恵。
一樹との仲は悪くなり、愛美は困惑。
11話〜。探偵の調査で一樹と写真に写っていた同僚のカオリに、由紀恵は、ある提案をします。
愛美が憎いカオリでしたが、カオリも驚愕の内容。
カオリは、エスカレーターで愛美を後ろから突き落としました。
ただ愛美は母体は無事で、カオリの方がバランス崩し大怪我。事件後、一樹を頼りにする愛美。
舌打ちする由紀恵。
由紀恵は後日、マンションを訪ねます。
子供時代、豹変して虐待された記憶がよみがえり、、、
由紀恵は包丁を持ってました。
愛美は腕を怪我して、絶叫。由紀恵は我に帰りました。
一樹も駆けつけ怒号。
しかしどうも様子がおかしい。愛美は一樹に「母を病院に連れて行くように」懇願。
由紀恵は認知症でした。
愛美は泣きました。
半年後、娘の恵美を出産。
由紀恵に抱かせますが、態度が一瞬豹変したので、愛美は混乱。
色んな顔の母でしたが、優しい母が本当の母だと思いました。由紀恵はその後すぐ亡くなり、
時は流れ、娘の恵美が思春期の頃。
愛美は、恵美に暴言と暴力。
だんだんと私は由紀恵に似てきたと自覚しました。
15話おわり。
感想。1000人に1人級のクソババアの由紀恵。
それでも愛美が許せるのは、血が繋がってるからでしょう。
恵美に手を上げて罵倒するシーン。一樹は出てきません。離婚していたのかもしれません。いや離婚してるでしょう。
由紀恵を許せるのは愛美だけ。
一樹の目線(他人)から見たら、かばったけど、正直何言ってんだ、クソババアですよ。
由紀恵はポックリ逝ったけど、愛美は実の娘。
だんだんと由紀恵の血筋が出てきて、
愛美は、娘の恵美に対する虐待が状態化していたのではないでしょうか。
こうして、負の連鎖は繰り返されるのか。
母性は大事と言いますが、思春期ごろ15歳くらいからは、父性も大事といいます。
一樹さんへ。恵美ちゃんを守ってあげてください。
愛美に任せていたら恵美ちゃんは、幸せにはならないと思う。
感情移入が出来て、素晴らしい作品でした。
作者さんに敬意を評して、100点満点の意味を込め星1つをつけます。
- 8