3.0
毒親にならないために
毒親って自分が毒親ってわかってないからね。むしろ、私は正しい!いいことしてる!って思ってる馬鹿ばっかり。毒じゃなくても親になると自分が子供だったころの気持ちを忘れて価値観おしつける親多いんだけどね。なんで忘れちゃうんだろうね(笑)子供だって一つの人格をもった人間なんだよ。子供じゃなくて人として扱おうよ。
- 17
毒親って自分が毒親ってわかってないからね。むしろ、私は正しい!いいことしてる!って思ってる馬鹿ばっかり。毒じゃなくても親になると自分が子供だったころの気持ちを忘れて価値観おしつける親多いんだけどね。なんで忘れちゃうんだろうね(笑)子供だって一つの人格をもった人間なんだよ。子供じゃなくて人として扱おうよ。
作者さんの前作を読んでとても
心に刺さったのでこちらも全話購入。
今回は作者さんの知り合い?の方
を中心に他の方の毒親に苦しんだ話
をまとめてあります。
暴力の虐待と精神の虐待、それは
どちらもとても辛いものですが、誰か
理解して一緒に悲しんだり怒ったり
苦しみを分かってもらえれば、案外
救われるモノなんですね。
手を差し伸べて貰い、その手を取る
事はとても大切で、誰かを頼っても
間違えではないと教えて貰いました。
無料1話分だけ読んだところで、こちらの無料分も読んでみました。生まれ育った環境のせいで、人間関係にホントに苦労されて生きてこられたんですね。お父さんとお母さんは、子供に絶対しちゃいけない事をしたんだよ!!と作者さんが叫ぶ場面には、涙が出そうでした…どうかこれからの人生、幸せを感じられる人と巡り会えるように祈っています。漫画家のお仕事、頑張って下さいね!!
画風は柔らかいが内容は生々しく残酷。毒親サバイバーとして様々な体験が描かれている。絶縁したり死別したり、サバイバーたちが決意を持って毒親との関係を断ち切って行く。
その中でも須藤氏のみが両親と対峙し、自身の中の感情に向き合えたシーンはとりわけ特殊。
今まさに毒親問題を抱える方には大変参考になる重要なポイントだと感じた。
毒親に支配される関係から、精神的に脱するキッカケとなる大きな出来事のはずなのだが、作者自身も毒親サバイバーの為かあまりフォーカスされていない。代わりにハタノさんのリアクションを重点的に描かれている。
その事への違和感からも、毒親問題をさらに生々しく感じてしまった。
私自身、幼い頃から両親が他の家と違うという思いがあったにも関わらず自分の親だから仕方ないとモヤモヤしながら10代を過ごしました。月日が経って私よりもっと辛い家庭で育った人も居ると割りきったつもりでしたが、ふとした時に両親への怒りや悲しさがぶり返すというループで間もなく40代になります。
この作品を読むことで少しでも癒されたいと思います。救われる人も多い筈。
うちも毒親だと思います。わがままで暴力的な父と、抑えつけられて屈折した母。愛情はあったと思います。でも、穏やかな家で家族が大好きな友人が羨ましかった。
今は離れて暮らし、二人とも歳をとり私も大人になって思うのは、両親が死んだら私の意識はどう変わるのかなということ。
ずっと親の価値観に捕らえられてきました。何かする度に父がどう思うか、怒られないかと思ってしまったり、大嫌いな筈なのに両親にほめられる方を選択してしまったり。そんな自分が嫌でたまらないのに、完全に割りきることが出来ません。
もしかしたら、両親自身が思う理想の家族と、子供の受け取りかたの違いって大きいのかもしれない。親になるって難しいのだろうなって思います。私が結婚しても一度も子供を欲しいと思ったことがなかったのも、そういう気持ちが心の奥にあったからかもしれません。
多分、普通の家庭で育った人間には絶対に受け付けない本かもしれません
同じ毒親育ちはツボにはまる言葉が随所にあったり、我慢していた自分は辛かったんだとちょっとだけ自分で自分の気持ちを肯定できるのではないでしょうか
私より余程ハードな体験をされた方も多くて悲しくなります。辛いけれど自分の境遇に似た人がどのように親の鎖から解放されていったのかを見つけたくてついつい続きを読んでしまいます。普段生きていると同じ毒親育ちと友達になる機会は極端に少ないので、他のサバイバー達はどうやって生きているのだろうか、人と打ち解けられない性格をどう折り合い付けて生きているのだろうかという疑問を漫画という形で世に出してくれたことに感謝です
ちなみに私の家は父親は家を出た私の代わりに標的にされパニック障害になり入退院を繰り返して死にました。目の前で子供達が母親に殴る蹴るそぶりを察知すると風のように家からいなくなるクズだったので墓参りにも行ってません。男親の愛情をもらえなかったせいで、普通に優しく接してくれる人とは近づき過ぎると居心地が悪く別れてしまう為、いつも一線をひいて付き合います
母親は粘着質な自己愛性人格障害なので、逃げるのに大変苦労しました まだ生きてるので安心はできませんが、私は自分の人生をめちゃくちゃにしたこの2人を許さないし、許す必要もないと思っています。
ちなみに居場所を知られたくない娘達は、お互いを警戒しあって連絡を取らず、完全に一家離散です 文字に起こすとなかなか壮絶そうですが、生まれてからこれしか知らないので大変とも思わずに生きてきました
幸せなのが逆に分からないし受け入れられません。日本の被虐児のケアが早く進歩することを祈らずには入られません
前作『酔うと化け物になる父がつらい』
より、こちらの方がおもしろかったです。
作者の心情の変化がよくわかりました。
だけど・・・
やっぱりマンガとしては
あまりおもしろくない?かなと。
例えて言うなら、
子どもの頃に読んだ
参考書の中のマンガ部分を
読まされている感じ・・
(おもしろくないけど、事実は
わかる・・・みたいな)
なんて言うんでしょう・・・
扱われている題材には興味があるのに、
興味をひかれない・・・単調なマンガ?
作中に出てくる文章を読んでいると、
端的でわかりやすかったので、
エッセイとかの方が向いてる??
と思ってしまいました。
自分も普通と思っていた親との関係、兄弟との関係、嫌だったこと、でも嫌と言えないままになってしまっていて澱のように実は心の奥の方に溜まってしまっているものについて考えさせられました。
家の中のことって本当に客観視するのが難しくて断ち切ることができなくて大変だなと改めて思い、娘への接し方に気をつけなくてはと気持ちを新たにすることができました。
実話で、読み応えがありますね。アルコール中毒の親は、暴力や性暴力をふるいそうですが、子供を放置というパターンがあるのを初めて知りました。心理的にダメージを受けた子供は、大人になってもダメージを克服できないことが多くあり、本当に罪なことだなと思います。
ポイントが増えたら、また続きを読みたいです。