【ネタバレあり】舞妓さんちのまかないさんのレビューと感想(2ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    いい意味でも悪い意味でもファンタジー

    コミックス最新まで持ってます、語っていい?

    青森の幼なじみの女の子2人が舞妓に憧れ、京都の「市」という置屋に入り研鑽を積む

    …という予定だったのが、主人公のキヨちゃんは超ぶきっちょで「地元に帰れ」と舞妓街道から脱落orz

    対照的に幼なじみの美人なすーちゃんは逸材扱いで、トントン拍子に舞子街道を邁進

    ここでキヨちゃんにターニングポイント
    地元に帰るという丁度のタイミングで、置屋の賄い担当のおばちゃんが急病で辞めてしまって

    →ご飯を作れる人が居ない←

    困った、ケータリングも飽きた……って時に余り物で親子丼をササッと作れちゃうキヨちゃん

    あれ?料理の才能はあるんじゃない?

    って事がきっかけで、若干15歳?くらいで賄い担当に任命され、食事メニューで舞妓さん達を励まし、幼なじみの活躍を誰より喜んでくれるパワフルな日常を優しいタッチで描いています

    てか料理はこんなに器用なのに、舞妓の修行は割とすぐ脱落するんやなって言う……向き不向きってヤツなのか?

    キヨちゃんはおばあちゃん子(何故か両親とも作中に出てこない、おばあちゃんと2人暮らし)なので、メニューはほぼおばあちゃん直伝or料理本
    なのでキラキラ映えメニューじゃなく、基本は普通のおうちごはん

    そこがいいんです

    予算を組み、街まで買い出しに出かけ、大荷物すぎて警察官に家出少女と間違われたりしながらも頑張ってます

    めちゃくちゃハードモードだと思います

    でも舞妓さんも髪の毛は結ったら1週間に1回しか解いて洗えないし、今どきスマホ禁止、コンビニ禁止、カレーライス禁止
    相部屋では揉めるしお稽古も仕事も大変だから、キヨちゃんだけ楽だと漫画的に釣り合い取れないかも……

    と思ってます

    もう1人の幼なじみのケンタ君も野球選手への夢破れ、勢いで高校を中退(えええ( ꒪⌓꒪))
    そして京都の老舗レストランで修行を始めました
    彼は料理が出来ないのに何故レストランなのか?

    最新巻では「市」のお母さんと、すーちゃんの姉弟子の百子さんの舞妓修行時代編でそれはそれで面白いです

    とにかくねえ……青森のおばあちゃんがひとりぼっちで心苦しいのよね←そこ?たぶん読者みんな気になってると思う

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    おし!

    日々淡々と、誰と競争するでなく誰かに褒められるためでなく、重い使命を背負ってでもなく舞妓のみんなの健康を考えて食事を作り続ける主人公キヨ。コロナ禍で家で料理する頻度が増えてうんざりすることが多くなった昨今ですが、この漫画を読むと主人公の口ぐせの「おし!」という掛け声と共に台所に立つ力が湧いてくるので食事作りが億劫になって気持ちがやさぐれてくると何度も読み直してます。お世話になってます(笑)

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    「まかないさん」でよかったのかな

     舞妓さんを「芸能人」と考えると、16歳でも親元離れて頑張れるっていうのは、まあ理解できる。でも、舞妓になり損ねて、16歳で屋形のまかないさんっていうのは、如何なものでしょう。初めから「屋形のまかないさん」になりたくて京都に来たのなら、それはそれで構わない。けれども、成り行き+みんなに必要とされたからという理由で「まかないさん」を続けているのだとしたら、キヨの人生寂しすぎる。
     勿論、キヨはまかないさんの仕事に一生懸命。みんなが(特にすーちゃんが)気張れるように、文句も言わず台所を回している。少女・女性漫画なら、すーちゃんに対しての妬み嫉みで、ドロドロになりそうなところだけれど、そんな気配全然なく、本当に働き者で、心優しいキヨちゃんです。さすが少年漫画、理想の女の子たちを描いてらっしゃいますね〜。ところで、キヨちゃんの故郷は青森というとことですが、どーも津軽と南部をごっちゃにしている感があります。犬猿の仲とまではいきませんが、この二つの地域、今でもさりげなくマウントを取り合う仲なので、ご注意を。
     必要とされるからこそ、生き甲斐が生まれ、人生が変わっていく…キヨの人生は、まさに必要とされたことによって、予定外の方向に進み、花開こうとしているのかもしれません。花街の流儀を学びつつ、キヨが着実に成長していく姿を応援するのもまた一興、星5でお薦めです。

    by Mayaya
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  4. 評価:5.000 5.0

    キヨちゃん、すーちゃん可愛い!

    修学旅行で、青森から京都へ行き、そこで舞子さんを間近で見て憧れて舞子さんになる決意をしたキヨちゃんと、すみれちゃん(すーちゃん)。残念ながらキヨちゃんは、舞子に必要な芸事が不向きで、お師匠さんからクビを言い渡されるが、たまたまオキヤのまかないさんが仕事ができなくなり、料理のできるキヨちゃんは、新まかないさんとなって頑張っていく姿にエールを贈りたくなるお話。折に触れた、献立が季節や行事などを彩っているのも◎。

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  5. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ほんわか

    芸に不器用で、舞妓さんになりそこねたキヨちゃん。そして舞妓さんになれたキヨちゃんの親友ももはな。キヨちゃんは、心配りが出来て、料理のひらめきと腕があり、回りを和ませて助けてくれる。優しい気持ちになれる。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    我が家

    市の千佳子お母さんと百子さん姉さんの関係がよくわかりました。
    百はなとキヨの関係もですが、この二人の関係も読むにつけ
    一番近くでってお互いを見ていてくれる間柄に凄く共感しました。

    千佳子さん姉さんが先代お母さんに市を引き継ぐという感動と、
    一番近くでとお互いに芸の世界で一緒にいてくれると信じていた
    百子さん姉さんの悲しみと別れが印象的でした。

    でも、百はなという妹を千佳子お母さんが一番近くでという言葉を忘れずいて
    百子さん姉さんに合わせてくれたこと。その優しさが二人の絆が再び動き出す場面に
    立ち会えたことがこの漫画を読んできて一番の感動になりました。

    お帰りなさい。市は千佳子お母さんは百子さん姉さんのお帰りを何よりも待っていました。

    全体にやさしさに包まれたほのぼのとしても、出てくるキャラクターの一人一人が
    生き生きと描かれた大好きな作品です。

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  7. 評価:5.000 5.0

    視野が広がった

    中学を卒業したら、フツーに高校へ行った後にフツーに進学又は就職する、という人生ばかりではない事をこの漫画は教えてくれました。置かれた場所で咲きなさい、と言う本があったけどまさにその通りだなと。
    確かにこの現代において16歳の少女1人にまかない担当全てを任せるのはいかがなものかと思う。
    でも舞妓さんになる覚悟で青森から来たんだから、舞妓さんになれなくとも、その1番そばで生活出来ることに誇りを持っているのかなとも思いました。
    どうすることが良くて何が正解か分からないけど、ここまで競争心や野心が無いことの方が私は気になってしまいました。優しい子であることはとても伝わってくるし、素敵なことだけど、それって向上心が無いとも言えるのでは、と。。

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  8. 評価:5.000 5.0

    幼馴染の2人で青森から舞妓さん目指して来たのに、1人は街でも指折りの…1人は見込み無しのと、普通ならひねくれそうですが、それぞれの持ち味を活かして、適材適所になります。
    キヨちゃんは、もともと青森での生活も素朴に丁寧に過ごしていた事が滲み出て、とてもほっこりします。すーちゃんも、言葉使いから何から何まで舞妓に染まり。どちらの娘さんも、しっかりとこれからも日々を紡いでくれるといいなぁと思い
    無料分を読み終わりました。

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  9. 評価:5.000 5.0

    とても癒されます

    読んでいてすごくほっこりします。舞妓さんの屋形で舞妓さん達の料理を作っているキヨちゃんのお話です。舞妓さんに料理を作る日常や、幼馴染で舞妓のスミレ(百はな)との出来事、時々出てくる幼馴染のケンタとの出来事が綴られています。3人の関係性も徐々に変化していき、今後どうなるのか楽しみです。舞妓さんという特殊なお仕事についても色々知れて面白いです。魅力的なキャラクターばかりで、嫌な気持ちになる事なく読み進められるので、とても癒されます。

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  10. 評価:5.000 5.0

    京都の醍醐味

    関東在住の私にとって、京都花街の置屋を舞台にした物語は、とても新鮮です。
    優しい京都訛りとか置屋のお母さんと舞妓さん達の多様な人間模様が丁寧に描かれていて、読んでいて引き込まれてしまいました。
    友達と一緒に青森から京都に舞妓修行に出てきた二人ですが、ヒロインは舞妓に不向きで置屋の賄いさんに、その友達は芸の素質を開花して修行の日々を送る。
    それぞれ目指す道は違ってしまいましたが、二人の友情が織り成す京都の花街での日々のストーリーは、とても心が温まります。
    キヨちゃんが、作る賄い料理やデザートなどなど、とても手が混んでいて美味しそうです。
    パンプディング、親子丼、唐揚げ、目玉焼きにおいては焼き加減まで多岐にわたりキヨちゃんの置屋の姉さん達やすーちゃんへの溢れる思いやりが伝わりました。
    舞妓さんは、髪を揺ったまま寝ることも初めて知りました。
    キヨちゃんが、寒い日に飲んでたインスタントコーヒーでつくるホットコーヒー牛乳が、美味しそうで真似して作って飲みました。
    無料分が終わってしまったので、課金して続きを読もうと思います。

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ネタバレあり:全ての評価 11 - 20件目/全528件

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