5.0
セキのファンは必読
60話まで読んでいます。
メグリ編は、前作チガヤ編でセキを好きだった方は必見です。
セキのその後が分かります。タギシとも良い関係を築けていて、オバさんはうれしい!前作でセキの成長に涙した者としては、タギシがセキによせる信頼が垣間見えて、幸せでした。
草野ワールドの良さは、残念ながら無料分だけ読んでいては分からないと思います(別にめちゃコミさんのまわし者ではないですよ)。
読み進めていくほど、どこに着地点があるのか、最後まで分からない世界観にハマってしまいます。
ただ、人が成長するためには、目を背けたくなるほどの自分の醜さ、弱さをイヤというほど見つめて、とことん苦しんで、もがいて、やがて立ち上がる。その過程が必要なんだ、と教えてもらえる作品である、とは言えると思います。
この「愚者の皮」シリーズのキモは、タギシが言うところの「歩く厄災親父」にありそうですね。
あよ編で英馬にコートをもらった男は、多分このオヤジ。
そして、メグリ編でも、あの魔法の?コンソメスープは出てくるのでしょうか?
完結まで楽しみに読み進めます。
- 2