5.0
人の温かさも感じる作品
介護って大変だなーで終わるのではなく、温かさも感じる作品。
明日から、自分の家族や周りの人を大切にしようと思わせてくれる。
私は医療関係者で、地域で働いた経験もあります。これは珍しい話じゃないです。高齢化で更に増えます。介護する側の負担や後悔も減らしたい。愛する人と自分がお互いに幸せに暮らせる方法を考えていきたいです。
思いやりと手の温もりが大事なんだなって改めて思いました。
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介護って大変だなーで終わるのではなく、温かさも感じる作品。
明日から、自分の家族や周りの人を大切にしようと思わせてくれる。
私は医療関係者で、地域で働いた経験もあります。これは珍しい話じゃないです。高齢化で更に増えます。介護する側の負担や後悔も減らしたい。愛する人と自分がお互いに幸せに暮らせる方法を考えていきたいです。
思いやりと手の温もりが大事なんだなって改めて思いました。
私は宮城県出身で震災を体験してます。
お義母さんも認知症でした。
震災をきっかけに、それまでは軽度の認知症だったのが徐々に重度になり、、、。
この物語は正に私の体験した事と重なり読みながら涙が出てしまう程。
認知症を相手にしていると介護をしてる方は精神的におかしくなり、自分の事なんかそっちのけでした。
昼と夜が逆転、さっき言った事を忘れる。
夜中にバックをガサガサ、トイレには行ったり来たりを何度も繰り返す。
しまいには夜中に外に向かって助けてー!と叫ぶ。お漏らしは当たり前、それをベッドの下に隠して臭いし汚いし。
何度も何度も、お義母さんと一緒に、、、って思いました。
介護は本当に大変です。
読んでいて当時を思い出し辛くなりました。
介護って大変だ。自分の娘に見てもらえて幸せだと思いきや、実の親子だから遠慮がなくわがままな自分を曝け出してしまう。実の親子だから不満や不安をぶつけ合ってしまう。大切な存在だから心安らかにいて欲しいから無理してしまう。義母を看取った私は一歩引いた立場だったから、まだ客観的に自分を見ることができたのかもと、サブ介護者の作者の視点から描かれたこの作品を読んで感じました。
別作品の「ナガサレールイエタテール」の続編ともいえる作品。震災被害にあった、作者の祖母と母のその後の生活が描かれています。認知症の在宅介護が抱える問題を、実体験から描かれています。可愛いらしいポップなイラストでそこまで重たくは描かれていません。同じような問題を抱えている家族には是非1度読んで見ることをオススメします!
せっかく震災で九死に一生を得たのに、心中を考えてしまうなんて…
家族にしか分からない辛さがたくさんあったんだろうなと思います。
私の身近に認知症の人はいませんが、こういう症状があらわれるのかと一つずつ噛み締めて読ませていただきました。
まだ途中ですが、家族がおばあちゃんにどう向き合っていくのか、最後まで見届けたいです。
読み切ってしまった。
どこにでもある介護。だけど、とてつもなく大変な介護。
婆ルソンの絵がとても愛らしく…引き込まれる漫画。苦労話を暗く表現していないので読みやすく…知らずに涙と鼻水が垂れ流れるという力作♡ 読みながら、自分の母や祖父母が頭に浮かびました。ジーンと深い響きのある作品です。
大切な家族に、何が出来るのか?
子供の頃、大好きで信頼していた人が、
大人になって、自分が世話をしなければならなくなった、その現実が一番ツラいかもしれない・・
けれど、立場の逆転を受け入れて、前向きな主人公に共感できた。
孫という立場からみたお話ですが、自分も老いていく祖母をみた時、なかなか受け入れられず、自分は結局受け入れられることのないまま終わってしまいました。
まだ途中ですが、綺麗事だけではできない介護、家族で乗りきって欲しいなと心から思いました。
辛いですね…。
若い人にはなかなか分かりづらいかもしれませんが、親が年取ってくると実感がわいてくる話だと思います。人間は、これからもっと長生きになって、高齢者人口も増えて…。
認知症。誰でも為る可能性があることとして、知っておきたいことです。
自分の身内に認知症の人がいないので、実際お世話をする家族の精神的、肉体的な疲労は大変なものだろうと想像します。高齢化に伴い大きな課題になるのでしょう。長生きは素敵な事、しかし健康である前提のもとで。