みんなのレビューと感想「娘が学校に行きません 親子で迷った198日間」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    不登校経験者です。

    私は中1の夏休み前から、高校受験の話が本格的になる中2の後半まで不登校でした。

    もともと運動好きの活発な子供で、小学校は普通に行けていて中学には同じ学校出身の友達がたくさんいたのに、ある日突然どうしても行けなくなったのです。

    今思えばあれが原因かな?と思うことはありますが、当時は自分でもよく分からないのに朝起き上がれず辛くて消えたい気持ちでいっぱいでした。

    周りの大人を恨むつもりはありませんが、当時の私の周りにいた両親含め大人たちはこの作品に出てくるような人たちではありませんでした。

    両親には責められ怒鳴られ殴られ、先生や医者は業務的に私の対応をするだけ。

    作品を読みながら、私の周りの大人もこんな人たちだったら、もっと早くに教室復帰できたのかな?と思いました。


    結局散々引きこもった後、保健室登校→作品と同じように友達が来てくれて…そのタイミングで合唱コンクールがあり教室復帰、という形で立ち直ることができ、無事に普通科の高校にも進学できました。


    もしもお子さんが不登校の親御さんは世間体など考えず、この作品のように子供の考えを受け止めてあげて欲しいです。

    当時を思い出して涙が出ました。
    本当にいい作品でした。

    by 匿名希望
    • 70
  2. 評価:5.000 5.0

    このとおりでした

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    ちょうど1年前、当時小学4年生だった娘が不登校になりました。うちは本当にこの漫画と同じでした。休みたいと言うので、このままズルズル行かなくなったらどうしようと思いながら、休ませました。学校に行かず、家でゴロゴロ、廃人のようになっていく娘をハラハラしながら見ていました。その後、学校の先生の助けもあり、少しずつ通えるようになり、7カ月くらいで普通に通えるようになりました。
    体験してない方から見ると、この本は、保健室登校が一人だけで、先生たちが手厚く対応してくれるなんてあり得ないと思われるかもしれません。ですが、うちも学校に相談したら、数人の先生で対応してもらいました。この本は現実に近いと感じました。今は解決しましたが、苦しんでいる当時に読んでいたら、少し気持ちが楽になったかもなと思います。

    by 匿名希望
    • 23
  3. 評価:5.000 5.0

    貴重な体験談

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    いつ誰が不登校になってもおかしくない時代。この話に出てくるトモちゃんだって別に特別な子ではなさそう。それでもある日突然不登校になったりする。
    子供が不登校になったら、親としてはこんな気持ちになるだろうな、というのがリアルにかかれている。
    学校休んで家でテレビ漫画三昧だったらヤキモキして色々言ってしまいそうになったり、焦りから無理に行かせようとしてみたり、自分もやりそうです。
    この漫画の場合、すごくトントン拍子に復帰できたけれど、現実はこれより難しいのではないかな。保健室の先生が「ずっとこのままの子はいない」と言うけれど、ニュースではそのまま大人まで引きこもりになっている人も大勢いると報道されているし。
    ハルくんをはじめとして友達がすごく優しいけれど、普通に考えて自分たちが勉強してるときに保健室でずっとビーズ作りしてる同級生がいたら「あの子だけずるい」とやっかむ子がいるだろうし。
    このケースですら200日近くかかって長く感じられた不登校期間だけど、本当はもっとかかるのかと思うと恐怖しかない。。

    • 21
  4. 評価:5.000 5.0

    すべてのお母さんが読むべき

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    不登校とまではいかなくとも、我が子が友達同士のちょっとした行き違い(本人にとっては大事件)で、小さな心を傷だらけにして帰ってくる事が必ずあります。
    今では図太くなったこんな自分にも、そんなか弱い子供時代がありました。
    いつしか遠い記憶の奥に隠れてしまって、母としての目線でばかり考えてしまうようになるのは誰にでも起こりうる事。
    このエピソードをマンガで公開して下さった野原さんに感謝です。
    焦りや不安やプライドや迷いも、身近な人にこそ逆に相談しづらい部分も、包み隠さず描かれていてすごーく共感しました。
    そしてお友達や先生の支えもあり、学校に復帰できたトモちゃん、本当によかった!

    私も我が子が一人で立って人生を切り拓いていけるようになるまで、そばであたたかく寄り添える母でありたいと思いました。

    by 匿名希望
    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

    良かった良かった

    理由やきっかけは全く違いますが(うちは発達障害あり)、我が子も学校に行きたくない子供です。
    行ける科目から登校してみたり、朝から行けたり、給食だけだったり。
    やっぱり先生たちが親身になって支えてくれています。
    正直私も焦っちゃいます。作者さんは自宅で仕事だったけど、私は外で働いています。
    理解ある職場で快く遅刻も欠勤も許してもらっていますが、迷惑をかけているという罪悪感がたくさんで、辛くなります。

    でも作中にあった、ゆっくり休んでご飯を食べて元気になったら乗り越える。

    私と我が子もゆっくり進んでいけたらいいなと思いました。
    毎日学校に行けるようになるのを夢見て。

    • 5
  6. 評価:5.000 5.0

    娘が学校に行かなくて

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    うちも小5の娘が理由不明で学校に行くのを渋っていて、参考になるかとこちらを読み始めました。

    明日は行く!といって気分よく寝たはずが、次の朝にはまた...とか、似たような状況で、そのときの親の心境などが自分と重なり、少し客観できるようになり気持ちが楽になりました。

    なにより、この話の中の娘ちゃんがいい友達に囲まれていて、ほんわかしました。

    先生方もみんな怒らず優しく気長に接してくれていて、最初は物足りないような気がするのですが、そうすることで疎外感を持つことなく復帰させることができ、本人にも他の児童にも一番よいのかなと思います。
    実際のうちの娘の学校の対応と、ほとんど同じです。

    うちの子はまだ途中段階ですが、親は過度な期待をせず、見守っていきたいと思います。

    by 匿名希望
    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    NEW

    うちの娘も高校時代に不登校ではないけど、行けない日があったので、その頃を思い出してしまつまた。娘なりに悩んでるから、無理矢理に行けとも言えず、親子でモヤモヤとした時代があったな、と今となっては懐かしく思い出しながら読んでます。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    今は多いのかも

    私も行って来ますと家を出て夕方ただいまと帰ってくるのが当たり前でした。
    今は不登校な子多くなりましたよね。
    なぜ突然?と思うくらい。
    お腹がいたいと言われれば本人しかわからないので強くも出られず。
    親になって私が思うのはやっぱり学校には行ってほしい。勉強も大切だけど身をもって学ぶ社会勉強だと思っているので。
    でもいじめなら話は別。いじめなら転校でもなんでもして逃げていいと思います。それは逃げじゃないと思ってます。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    小学校4年生の長女が、お友達からのイジワルが原因で学校を休みがちになった時期があり、すごく悩みました。そのときに出会った一冊です。不登校になった子供の気持ち、母親の気持ち、やりがちな対応、プロの対応、すべてが身にしみて、参考にもなり、支えにもなりました。娘は自分で乗り越えて、今は学校にも行けるようになりましたが、これから先もきっといろんなトラブルがあると思うので、そのときはまたこれを読んで、母として支えてあげられるといいなと思います。

    by 匿名希望
    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    信頼できるプロに巡り会えた幸せ

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    保健室の先生、校長先生、小児科医…とにかく登場人物の中のプロフェッショナルたちの仕事ぶりが見事としか言いようがない。色々あったのだろうけど、クラスメートもママ友もとても協力的。こんなにうまく行くものだろうか、という疑問はあるが、こういうのが当たり前になって欲しいとは思う。そして、それでも克服まで半年以上を要し、一進一退だったことにも着目しておきたい。焦っちゃだめ!

    by 5310582
    • 3
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