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【ネタバレあり】愛と呪いのレビューと感想

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  1. 評価:5.000 5.0

    つらい

    最後まで読みました。
    性的虐待をする父親、
    味方にならず、助け無いどころか、娘を非難し虐待男を擁護する母や祖母。
    自分には被害がないからと、その辛さを理解しようともしない兄弟。

    経験したことがある人には。とてもリアルに描かれている。

    幼い頃の悪環境から、
    逃げて克服できる強い方も居るが、
    この主人公のように、
    自尊心は破壊され、
    家族とは縁を切る勇気や気力ももてず、解決させることも出来ず、
    呪縛されながら人生を棒に振る人も多いだろう。

    一番身近な人の幸せも考えられ無い人が、宗教に熱心て…

    人の複雑さ、愚かさを
    再確認させられる作品。

    by 匿名希望
    • 53
  2. 評価:4.000 4.0

    頭が痛くなる…

    心当たりのある新興宗教で、心当たりのある学校で、記憶にある事件で、更にこの話の場合は家庭の問題も大有りで、筆者の半自叙伝ということであったが、壮絶な半生を送られていたことが分かる。子どもにとっての親、子どもにとっての学校、子どもにとっての友だちは重大な影響力を持っていて、それらに苦しめられているはずなのに、それしか選べなかったはずなのに、いつまでも自分を責め続けてしまうツラさ。頭が痛くなる…。しかし、一方で私も筆者と同様にこの漫画によって、何か救われていることも事実である。

    by 匿名希望
    • 31
  3. 評価:5.000 5.0

    心にずしんとくる

    主人公の女の子の、死にたいと思い続けるほどの子供の頃からの絶望の日々を思うと、辛すぎて苦しいくらい!
    守られるべき家族からの虐待、これが半自伝的お話だとはなんて、信じられないくらいです。
    最後に大人の女性になった主人公が、母親に宗教やって幸せだったか聞いてたシーンが印象的でした。本人は幸せかもしれないけど、家族を不幸にする宗教が多すぎる。
    色々考えさせられるお話でした。

    • 23
  4. 評価:5.000 5.0

    いつまでも

    私の場合は兄2人でした
    両親は気付かず祖母は見て見ぬフリ。
    毎日死にたかった。
    けど家族を壊すことになるから言えず
    この漫画に共通する所が多々ありました。
    年月が経ち忘れたと思っていても
    心の奥底からは中々消えてはくれず
    今でも摂食障害は治りません。
    他にも同じ経験をしていて
    今でも闘っている人達がいると思うと
    自分も頑張れそうです。

    by 匿名希望
    • 14
  5. 評価:4.000 4.0

    愛と呪いは表裏一体なのかも

    内容は、心にずしっと重いものがのしかかるもので読み進めるのは辛いのですが、どこかで『次のページではもしかしたら、違う展開になっているのかもしれない』とどこかでそうであってほしいと願いながら、結局最後まで読んでしまいました。
    こんなにも救われないとこもあるんなら、死んだほうがましだと考えながらも生きるとこを選んでしまうのはなぜだろう、どこかでいつか救われると信じているのか……
    本当に読むのは辛いのですが、読まずにはいられませんでした。

    by 匿名希望
    • 12
  6. 評価:5.000 5.0

    描いてくれてありがとう

    主人公の気持ちの浮き沈みが、見てみぬふりをした母への怒りが、パートナーへの申し訳なさが、まだ見ぬ自分の子供への……すべてが共感できてしまい泣いてしまいました。恐らく作者様と同じ疾患を抱える同じくらいの歳の者ですが、かいてくれたこと本当に感謝です。しかし父親は人間としてみてないのでどうでもいいですが、なぜか田中が一番腹が立つなあ。

    by 匿名希望
    • 12
  7. 評価:5.000 5.0

    私がいました

    全話読みました。
    作者さんほど壮絶な背景ではありませんが、私の家庭では、小学生の頃の担任教師が母親と不倫、その後両親が離婚しました。担任教師が私の勉強を教えると言って家に招き、「自〇するところを見せろ」と言ってきた時、当時小学生だった私は、近くにあった定規で担任教師の目を刺そうとしました。しかし、恐怖のあまり泣くことしかできませんでした。

    現在は母親とは縁を切り、看護師になった私は、一度うつ病で休職、現在は精神科に通いながら内服治療を続けながら働いています。幼い頃にあった悲惨な出来事は、大人になってからも悲しい程影響することをこの作品を読みながら、強く共感しました。

    あの日、定規で担任教師の目を刺さなくて良かったです。一歩間違えれば私も「少年A」や「キレる17歳」になっていたかもしれないと考えると、決して他人事とは思えないです。

    長々と自分語りして申し訳ありません。
    どうか世界中にいる"愛子さん"がこの後の人生を心安らかに過ごせますよう、お祈り致します。

    by 沢城
    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    すごく痛々しい

    本人は特殊な環境に育ったようなそうでもないような。この時代の新興宗教に信仰している家族と、学校。
    あの時代特有の閉塞感はとても解ります。
    あの時代カルトなアニメとかカルトな宗教テロとか色々あったしなぁ。
    家族も家族で性的虐待を娘に行うなんて、酷いなぁ。いや、そういうこともあるのかもしれないけれど。
    母親も母親だなぁ。
    この後主人公=作者はどうなっていくんだろうか。
    大人になった彼女は折り合いをつけることができただろうか。

    • 4
  9. 評価:4.000 4.0

    壮絶な気がする

    父親からの性的虐待、盾にならない母、わけのわからない宗教の強要…それをマンガに出来る強さ。実話なのかフィクションなのか…こんな過去があったらまともな大人になんてなれないと思う。それでもしっかり生きてる作者は素晴らしいと思う。

    by 匿名希望
    • 13
  10. 評価:5.000 5.0

    深い闇です

    私もこの作品に似通った環境で育ち、誰にも相談できない癖がつき自分を追い込んでしまい「うつ病と境界性パーソナリティー障害」の診断結果を受けました。幼少期から50年近く経ちますが未だに精神的に不安定になり通院しています。
    母親に対して「何故、あの時助けてくれなかったのか」等々聞きたい事もありますが70代後半の母親に話しをして母親を追い詰めてしまったらと思うと話せないままで境界性パーソナリティー障害とは伝えずうつ病とだけ伝えています。本当に呪いでは無いですが「愛と憎しみ」は表裏一体でその間で気持ちが揺れ動いている自分がいます。過去に縛られて前に進めない自分が嫌なので毎日「前を向いて」とおもいながら過ごしています。親しい友人に話しをしても「苦労したね」とは言ってくれますが本当の苦痛や苦悩は伝わらないと割り切るようになりました
    でも、こういうコミック形式でも良いので伝えて行こうとされる作者さんは辛い経験を思い出しながら描かれた作品だと思いますので少しでも多くの方に読んで頂きたい貴重な作品です。

    • 2
ネタバレあり:全ての評価 1 - 10件目/全103件

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