4.0
頭が痛くなる…
心当たりのある新興宗教で、心当たりのある学校で、記憶にある事件で、更にこの話の場合は家庭の問題も大有りで、筆者の半自叙伝ということであったが、壮絶な半生を送られていたことが分かる。子どもにとっての親、子どもにとっての学校、子どもにとっての友だちは重大な影響力を持っていて、それらに苦しめられているはずなのに、それしか選べなかったはずなのに、いつまでも自分を責め続けてしまうツラさ。頭が痛くなる…。しかし、一方で私も筆者と同様にこの漫画によって、何か救われていることも事実である。
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