4.0
壮絶な気がする
父親からの性的虐待、盾にならない母、わけのわからない宗教の強要…それをマンガに出来る強さ。実話なのかフィクションなのか…こんな過去があったらまともな大人になんてなれないと思う。それでもしっかり生きてる作者は素晴らしいと思う。
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父親からの性的虐待、盾にならない母、わけのわからない宗教の強要…それをマンガに出来る強さ。実話なのかフィクションなのか…こんな過去があったらまともな大人になんてなれないと思う。それでもしっかり生きてる作者は素晴らしいと思う。
興味を持って無料分読みましたが、あまりに闇が深い。。
自分がこんな環境の中で育ったら、それが異常なことにも気づかずに、暮らしていくのかなーと思った。それが幸せか不幸せかはおいといて。。
とりあえずお父さんだけは許せない。
私もこの作品に似通った環境で育ち、誰にも相談できない癖がつき自分を追い込んでしまい「うつ病と境界性パーソナリティー障害」の診断結果を受けました。幼少期から50年近く経ちますが未だに精神的に不安定になり通院しています。
母親に対して「何故、あの時助けてくれなかったのか」等々聞きたい事もありますが70代後半の母親に話しをして母親を追い詰めてしまったらと思うと話せないままで境界性パーソナリティー障害とは伝えずうつ病とだけ伝えています。本当に呪いでは無いですが「愛と憎しみ」は表裏一体でその間で気持ちが揺れ動いている自分がいます。過去に縛られて前に進めない自分が嫌なので毎日「前を向いて」とおもいながら過ごしています。親しい友人に話しをしても「苦労したね」とは言ってくれますが本当の苦痛や苦悩は伝わらないと割り切るようになりました
でも、こういうコミック形式でも良いので伝えて行こうとされる作者さんは辛い経験を思い出しながら描かれた作品だと思いますので少しでも多くの方に読んで頂きたい貴重な作品です。
新たに救われる人がいるであろう、作者の心の癒しにもなるであろう、作品の存在意義を評価して星5つ。
全く同い年の私ですが(つまり時代として経験した出来事やタイミングは同じ)、さかきばらの事件にしても阪神大地震にしても関西の方の受け止め方はまた違うものがあったのだろうと思いました。
そして何より家庭の環境、学校の環境。。本当に子どもには逃げ場がないのです。それに耐える、乗り越えるには諦めの気持ちはある程度必要なのは間違いない、でも、作者の方の場合、諦めがまた未来の自分を追い詰めてしまう。
私はこんなにひどい家庭ではなかったけど、衣食住は最低限あるのに親の無関心と変な風習といった環境に悩まされつつも、教育が救ってくれた実感がある(やっぱり家っておかしいかも、と思う自分を肯定できる自信をくれた)。この方の場合学校もおかしな環境で、自分だけが馴染めない居場所がない。
なんかうまくまとまりませんが、とにかく、読んだ後気持ちが悪くなったりザラザラするのは事実です。でも必要な漫画だと思います。
主人公がお腹が出てるというくだり、悲しすぎた。幼児体形なうちから、被害にあってたところが。
おぞましい父と暴力的な母と守ったり庇ったりしてくれない祖母たち家族。
ときおり、主人公が泣いてるのに笑ってる様子がほんと腹立つ!
サカキバラセイトとかオウム真理教とか、私は子供だったけど、ほんと終末感感じてた。すごく平和そうなのどかな町並みが出てくるけど、それと主人公の心の落差を思うと、涙が出てくる。
辛いなぁ。つらい。
似てるようで似てない体験をしました。
私はもっと軽くて、一時的なものだったからよかったけど、思い出すとぞっとして居心地が悪い気持ちになります。
それが日常で、まわりに異常だと認めてもらえない辛さ。考えただけできつい。
この人はまだよかった方だといっていたけど、もっと早く誰かに助けてもらえてたら、この人の人生は変わったと思うと、やりきれない。
別サイトで、結構先の方まで読みました。
作者の半自伝的ストーリーとのことですが、メジャーなところで紹介されたらかなり問題になるような、際どい作品です。
(設定、作中で起こる事件、キャラクター名など…)
作者さんがどんなに身を削ってこれを表現したのだろう…と心苦しくなりました。
決して娯楽として読むような作品ではないですが、私はとても引き込まれました。
どこかの家庭や学校で起きているこういう事が、人間の心をこういう風に壊していくのだと、知ることができました。
家族が最低過ぎる。
娘に性的虐待をしている父親が最低過ぎる。
そしてこの作者さん、お家が新興宗教でもやって苦労されたんじゃないかと心配にもなりました。最終話でいきなり主人公が大人になってましたが、少しでも心の平穏を得られたことを祈ります。
読んでる側も精神的な負荷がかかってきて、辛くなるお話。
救われることを淡く期待した矢先に、
残酷に突き落とされる。
こんな環境で狂うなって方が無理じゃないかと思った。
実話だとしたら、主人公がこの中をただ生き延びたということが、どれだけ奇跡に近くて、凄いことなのかと思う。
自分も宗教の家に生まれたが、途中まで読んで細かいところは違えど感じたこと考えた事が同じで驚いた。1部を除けば普通の家で家族仲良くいないといけないという考えが思考を止める。
こんな歪んだ家庭でまともに育つわけが無いのにそうなったのはあたかも自分のせいなんて納得がいかないよね。この先どういう決断になるのか覚悟を決めて読ませていただきます。ただ途中までですが同じ事を考えた人がいたんだと少し救われました。