5.0
それぞれが思いやり…
好きな作家さんです。
理香と凪は血の繋がらない姉弟。
凪は5歳の時、事故で1人だけ生き残ったが記憶を失くしていた。両親は亡くなった。
親戚は誰も凪を引き取ろうとしない為、家族ぐるみで仲の良かった理香の両親が養子にする。
時が経つと理香は凪を好きになる。
だけど、姉弟の関係を崩すことはできない。
凪が県外の高校を受験した為、この気持ちは封印できると思っていたが、高3の夏に凪が帰省してきて理香の心は乱れる。
実は凪の記憶は戻っており、理香を好きだが両親の手前打ち明けられず、アメリカに留学し日本には帰らない決意を固めていた。
切ない思いで読んでいましたが、ハッピーエンドだったので良かったです。
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