5.0
最後までせずとも一線超えまくりのエロス
救世主でも巫女でもなく、虐げられる存在として、異世界で生きていかざるをえなかったヒロインの話。
かといって、悲観的、シリアスというわけではなく、哀しみの中にも笑い、シニカルさ、エロス満載です。
ヒロインが不幸中の幸いの中、生き抜いて、ご主人さまと出会え、健気に前向きに小賢しく生きてる様が愛らしく、面白い。
そして、もう一人の主役が筋肉隆々のイケメン変態で、ナイスキャラ。
不能から一転。もうヒロインしか見えてません。最後のほうで、ようやく結ばれますが、それまでの過程で、何度も何度も痴態を見せてくれます。
ヒロイン目線からヒーロー目線に唐突に文章が変わるところがあって、最初戸惑いましたが、読みなれると、それも味のひとつかな。
サブキャラの小ネタも楽しめます。
満足のハッピーエンドです。
by
ミルクウエイ
- 2