4.0
気になってしまって
全部購入しました。レビューが低かったのでそれを見ながら読んだら、私的にはそこまで低くなくてもいいかな、と。
現実じゃなく、まんがとして読んでいくと、両思いならべつにいいのでは?と、私は思ってしまいます。兄妹の話や、義理の親子はよくありますが実の親子の話は初めて読んだかもしれません。
一度得た快楽を追い求めてゆがんでいった女は、ただただやりたいだけ、、満たされず一生を終えてしまいます。。。
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全部購入しました。レビューが低かったのでそれを見ながら読んだら、私的にはそこまで低くなくてもいいかな、と。
現実じゃなく、まんがとして読んでいくと、両思いならべつにいいのでは?と、私は思ってしまいます。兄妹の話や、義理の親子はよくありますが実の親子の話は初めて読んだかもしれません。
一度得た快楽を追い求めてゆがんでいった女は、ただただやりたいだけ、、満たされず一生を終えてしまいます。。。
父親が亡くなった時が最後の選択出来るドアだったと思う。もしこの時母親が母性を取り戻して娘を包摂していたら、正美も自分の異常性を自覚して普通の女の子として生きていけたかもしれない。
でも既にこの母親にとって彼女は愛しい娘ではなく、おぞましい「気持ち悪い」存在でしかなくなっていた。無理もないと思う。母親が不倫に走ったのが父娘のせいなのはほぼ間違いないだろうし、歪な家庭からの逃避だったのかな…なんてことないかのように笑顔で不倫を語る表情が怖かった。
あと、この作品中では比較的まともに見える、彼女に結婚前提の交際を申し込む48歳上司。あくまでも「比較的」にそう見えるだけで普通に考えたら相当に気持ち悪いです笑
作品の下敷きとなった某事件にも興味が湧いて検索してみたけれど、原発だのフェミニズムだの考察者のフィルターがかかっているものが多くて些か辟易してしまった。そういうのじゃなくてもっとフラットなものが読んでみたいんだけどな。
宣伝につられて購入しました。とても面白いです。読んでみると、東電OL事件と言う実在の事件をモチーフにしていることは明らかで、その真相に独自に迫る物語であり、ひじょうに引き込まれます。
まだ途中ですが、今まで何度もたくさんの作品で語られてきた内容なだけに、作者がこの物語にどういう結末を用意しているのか、とても気になっていて読むのがたのしみです。
ちょっと絵が好みの感じではないので星1つマイナスですが、内容は申し分ないと思います。
短編だったので読んでみました。
喜怒哀楽をほとんど表に出さない主人公。
合理的に合理的に生きようとするのがモットーなのかな?
それにしては
父親の性的虐待にも嬉々として受け入れ、楽しみ、
主人公の歪んだパーソナリティーが不気味に表現されているのが面白いです。
読者の多くが
東◯エリートOLさつ人事件との類似を指摘しています。
私もそう思いました。
しかし
それ以上に強く思い出したのが、
戦後すぐにあった光クラ◯ブ事件の主犯男性でした。
青酸カリで自決しましたが、
彼も偏執的なほどの合理主義の持ち主。
人生の成功・栄達を目指して
合理的に生きようとすればするほど、
人間というのは不思議なもので、
先には破滅の道が待っています。
「理」が通らないのが
人の心。
複雑な生き物、
それが人間だということを改めて痛感します。
短いけど読みやすく、読みごたえあるストーリーでした。
でもそれぞれのキャラクターをもう少し掘り下げて欲しかったかな。
最初の主人公カップルはあのあとどーなったの?お母さんはどうしたの?そもそもイントロとラストに出てくる高校生らしき男の子は「誰」なの?とか。
面白いんだけど、なんかサラッとストーリーをなぞっただけな感じだった。
愛するお父さんと同じ検察官になれたのに、それだけじゃ満足できない。
見ず知らずの男性を求めて疼きを抑えてもらおうとするけど、満たされる事はない。
お父さんと同じ検察官に天国に送られるというあっけないラストが残念だったけど、主人公の最後の顔がすごい笑顔だった。お父さんの死後、主人公が初めて満たされた瞬間という事なのか。
ハラハラ、ドキドキしました!世の中、何が起きるかわかりませんし、最後の終わり方が彼女のあまりにも残念な結果だったけど、彼女にしてみればハッピーエンドだったのでしょう。彼女は真っ直ぐで、大人なんだけど、子供で、母性愛が足りなくて、それが溺愛されていた父親に依存してしまったのかと思う。
病んでますね。
父親が娘に性的な行為をして、子どもがそれを苦痛に感じてたケースは多いけど、逆にハマって依存して抜けられなくなるパターンはあまり見ないから興味深かった。こういう事例実際あるのかな。。四字熟語が多用されてるのはあまりしっくり来なかった。
まだ続きがあるような感じなのですが、これでおしまいなのですね。この後はこのおじさんの検察官は自分の罪をもみ消すのでしょうか。
それとも結局はバレてしまうのか。そこまで読みたかったです。
そもそも実のお父さんと。なんてそんなことほんとにあるのでしょうか。
主人公にとってお父さんは心の支えだっただろうなあと思いました。
父親の虐待がなければ、
母親の救いがあれば、
大学時代の青年と恋愛ができれば、
普通の検察官になって、素直にアプローチしてくれた上司と付き合えていたら、
こんな結果にはならなかったのかなぁー
やりきれない切ない気持ちになる漫画だった
評価低めだけど、自分は普通に面白かったです。