みんなのレビューと感想「堕ちる」（ネタバレ非表示）

杜撰な闇

おそらく東電OL殺_人事件を下敷きにしているのだろう。
「エリート検察官がなぜ？」というつかみはなかなか吸引力があったし、それに引っ張られて最後まで読んでしまった。

しかし、その「なぜ」に対する答えが、あまりに杜撰すぎる。
歪んだ親子関係も、制御できない性欲も、あまりに浅薄で、何となくセンセーショナルでヤバそうな題材を並べただけであり、何のリアリティーも説得力も迫力もない。
こんなもので人間の「闇」を描いているとでも言うのなら、はっきり言って、ちゃんちゃらおかしい。

闇を描くには、覚悟が要る。
ニーチェが言ったように、私たちが深淵を覗き込むとき、深淵もまた、私たちを覗き込んでいるからだ。
その覚悟もないまま、深淵の表面だけをなぞって、人間の暗部を語るような作品が、私は嫌いである。

たとえ漫画の中であろうと、あまり人間をなめてはいけない。
彼らの、あるいは私たちの抱える闇は、こんなに浅くない。

たぶんこれ、

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たぶんこれ、描きたかったのは近親/相/姦の成れ果てでなく「清廉潔白なエリート様の裏黒さ」ですよね。皆さんの仰る通り東電OL事件のオマージュかと。法曹職に定めたのは当人らの罪をより強調するためだろうけど、どんな職持ちでも糞父の行為が気持ち悪過ぎて漫画自体が引き摺られた様子。てか正美(皮肉名だ…)は堕ちたんでなく堕とされたんじゃん父親に。

総評としては覚悟通りの胸糞でした。時代がポリコレ遵守に動いてる中、「実父に性干渉されて喜ぶ娘」とかあまりに非現実だし不謹慎。直近のニュース見てれば出版･配信物の影響力は無罪じゃないってわかるよー。
「堕ちる」と言いつつ実社会的に堕ちたのは正美ひとりで純加害者の父親と公判事には何の社会的制裁もないし、初対面同然の人を即連れ込んで被害者ヅラする松岡くんにもモヤモヤ。。
作者さんには昔のニュースより最近の世相を知ってほしいですね、うん。

ロマンのかけらがありゃしない。

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1話を読んだだけで、もしやと思って
確認してみたら、やはり 「あな」と同じ作者=先生だったのですね。

どうしても「あな」と同様に思えてしまう。

最後まで読んでしまい、虚しく 哀しい 気持ちになりました。読者を幸せな気分にさせてくれず 何が言いたかったのか、理解出来ませんでした。

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弁護士も検察官も、同じ場所で研修を受けて自己選択で道を選びます。裁判官もそうです。そこに至るまでに、要は「向き不向き」を徹底的に見極められて、司法の場にデビューします。サイコセラピストから言わせれば、一目見たらほぼ丸裸の人格分析なので、こんな女が検察側に採用されることはありません。弁護士側ならあるかも。小室姓にすると効果はバツグンだ!

何か恨みでも？

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このお話はクドイほど検察官という職業の人間が悪事を働きます。
近○相○をしながらも、自責の念など全くない父親は検察官、その被害者である娘も検察官で、昔あった東○OLみたいにエリートなのに売○をしていて、不特定多数の男とやっていて突然コロされてしまうんだけど、その犯人も検察官。
なんか悪意を感じてしまうのは私だけ？？

内容としてはサイテーです。

どなたかも書かれてましたが東電OL○人をもとにした話でしょうがあまりにも目をひくことを貼り合わせただけで中身か恐ろしいくらいない話でした。こんな話を書いて恥ずかしくないのかと思います。父が娘にしたことは虐待です。娘がそれからのがれなれないのも性的虐待の怖さです。

気持ち悪い

無料分を読みました。
主人公の女性にまったく感情移入できず、設定も気持ち悪いし、なぜ「そういう関係」になったのか、疑問はもたなかったのかなどまったく説明がなく。続きは読みません。

某事件を彷彿しました

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某会社OL事件を彷彿としますね。成績優秀のエリートで地味なぐらいな人が裏の顔を持つという。母親の言うようにとっくに壊れていたんでしょうね。

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親子での性行為を認めるかのような漫画です。私には理解できない。漫画の世界で終われるならいいけど、そうでない人が世の中に居るんだから、肯定するような内容はいかがなものかと思う。

微妙です

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漫画だから読めたと思いますが、ちょっと気持ち悪かったです。東電OL事件がベースにあるのかな❓と思いました。実録でなくて良かったです。