みんなのレビューと感想「プライド」(ネタバレ非表示)

  • お役立ち順
  • 全ての内容
  • ★5だけ見る
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる
  1. 評価:5.000 5.0

    実は映画化もされている。

    大好きな作品で、ひっそり映画化もされています。
    萌ちゃんは、満島ひかり!
    神野さんは、及川ミッチーです(笑)

    とにかく、主人公の生きる姿勢に憧れます。
    深い珠玉の言葉がつまっており、舞台は日本だけではありません。
    ちなみに、銀座のママが一番お気に入りです。
    読みかけた方は、絶対最後まで読むことをおすすめします。

    • 25
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    音楽専門性が、素人でも面白い

    ネタバレ レビューを表示する

    なんなら、勉強になるかもです。
    身近に音大声楽科出身が2人、音大出身じゃないけどボーカリストが1人、楽器会社勤務が1名、要するに音楽に囲まれているので、私自身は全く音楽に携わってなくても、そういうことさもありなん、と言う感じで大変興味深く読ませてもらってます。音楽やら絵やらいわゆる芸術系の人って、独特の感性、独特の思考回路、独特の感情の表現を実際、します。お嬢様時代の主人公は確かにお嬢様気質だけど、そういう意味ではとてもまともな人に思えます。もっともっと周りに気遣いなどできなくて我が道をいく、人に迷惑かけてでも自分の信じる方に突き進む系が多いですよ。一番ぶっ飛んでるのは、神野さんのように思えますねー。課金しても最後まで読みますよ、これは。紆余曲折ありながらも成長しながら成功していく物語だろうと思って予測しながら読んでます!

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    何度でも

    ネタバレ レビューを表示する

    一度最終話まで一気に読んだのですが、今度は毎日無料をゆっくり読み進めてます。人生をどう生きるかってテーマの教訓がママによって語られ、ゆっくり読むと実に良いこと言ってて沁みますね。このママは作家さんの代弁者です。
    萌がいつまでも暗闇から抜け出せないのは、ただ彼女に運が無いわけではなくて、自ら暗闇を引き寄せてるっていうか。常に他人と比べて生きてるからね。
    でも、そんな萌が暗闇から抜け出せるキッカケになったであろう、シオからの「あなたと歌えたことは私の誇り」と言うことば。この言葉を貰えて萌は自分の劣等感から逃れ、自己肯定が出来るようになっていっただろうに、時すでに遅し。非情だね。人生はやり直しがきかない。
    萌に比べてシオは恵まれ過ぎで、この対比は漫画ならではだけど、シオが運を引き寄せてるのではなく、運がシオに引き寄せられてるって方が的を得てる。謙虚で素直だから運が寄って来るんだけど、そんな人間は実際にはいないから、やっぱ漫画だよねーと感じて、ママが語る人生訓がせっかく重みを出してるのに勿体ない。
    終盤になってからちょっと急ぎすぎで、蘭ちゃんより隆を好きになったエピソードが説明不十分で、なんとなく消化不良になってしまったのもちょっと残念かな。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    お金持ちお嬢様の史織が父親の会社の倒産で一転苦労人になるが、それまでの育ちの良さは隠しきれないところで、品とプライドがあるからこその運と努力で声楽の世界で活躍する。
    一方萌は、下品な母親に育てられるが故のねじ曲がった性根から様々な試練にぶつかりながらも根性である程度までは人生を切り開いてきた。
    こんな二人の人生が所々絡み合っていく様を見事に表現している作品は、さすが一条先生です!画力も迫力あって、気付いたら一気読みしてしまいました。
    史織と神野氏との心の距離の詰め方なんて、神業です!

    by Kikki
    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

    NEW

    いつ読んでも新たな発見がある、大好きな一条ゆかり御大の作品。
    おそらく連載を追いかけて読んだ最後の作品かも。
    恋愛だけじゃなく、ゆかり御大の作品は大河ドラマのような重厚さです。
    歳を重ねて読み直すと、視点が変わった自分にも気づくし、私の中で史緒さんは強く、賢い女性のモデルです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    NEW
    さすが一条先生

    一条先生の作品は「有閑倶楽部」から読んでました。まだ序盤ですが、現実の厳しさ、人の愚かさ、弱さ、そして強さ。そんなものを突きつけられているような気がします。他の方のレビューで結末がわかってしまいましたが、理不尽で納得出来ないこと。でもそれも人間らしいのかなと。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    萌に賛否両論あるけど

    ネタバレ レビューを表示する

    初めの頃の萌に対して
    環境に恵まれず妬み嫉み嫉妬の卑屈な
    サブキャラ極意
    あるあるパターンで最後も
    あるある性格悪いサブキャラが成敗されて
    スッキリかと思いきや

    終盤、本当に終盤から人らしく素直な萌の感情の変化が垣間見れました。

    主人公史緒の、まさにプライドがあってのこと。世間知らずでも素直な史緒だからこそ
    嫉妬されたり妬まれたり…
    魅力的な史緒。

    萌は史緒に出会って素直になれたんだと思います。

    素敵なお話でした。一条先生ありがとうございます。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    素晴らしすぎる

    この作品を最後に活動を休止されたようです。
    もう、一条ゆかり先生天才としか言いようがないです。
    歌と同様に三者三様の人生が絡み合いハーモニー(不協和音を含め)がなされた作品です。
    誰の見方もしない読者に任された観点。
    人間の持つ様々な感情を描き出す表現力。
    醜い感情も受け入れた人間賛歌のような作品に感動です。

    愛にはいろいろな形があると感じました。
    きっと私の若いころにはわからなかったことです、年齢を重ねてから読めたことで気付きました。
    ラストはね、それこそ年齢を重ねたからこそ受け入れられるものです。
    平等ではない世界で、でもちゃんと天は見ているというか…

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    生歌で聞いてみた

    ネタバレ レビューを表示する

    相変わらずこのかたの作品は良い!本当に大好き。この二人の歌声を生で聴きたい!どんなハーモニーなのか聴きたいと思いながら読んでいます。犬猿の中の二人だけど、それでいてお互いを求める。最高のライバル。恵まれた環境に生きる主人公に憎悪とも呼べる強い嫉妬を燃やすモエのゾッとするよな心理描写がとてもいい。最後はモエちゃんかわいそうだった

    • 6
  10. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    一条ゆかり先生の作品は、有閑倶楽部をはじめいろいろ拝読しておりますが、
    「プライド」は、自分にも持ち合わせる小さなプライドを客観的に見ることが出来ました。
    歌で例えるなら応援歌的な作品だと思います。
    女性のドロドロした人物像も描かれており、
    「怖っ!」とも思うのですが、この位の根性がなければ、夢は叶えられないのかなぁとも感心もしてしまいます。

    一条ゆかり先生の描く女性は、強く、逞しいイメージですが、弱音を吐きながらも頑張ろうとするキレイな女性がまた新鮮でした。

    やっぱり、一条ゆかり先生の作品は素晴らしく、明日を勇ましく迎えようと思えるのが「プライド」です。

    by CLEO
    • 0
全ての内容:★★★★★ 1 - 10件目/全561件

無料の作品

今すぐ読める!無料漫画コーナー