みんなのレビューと感想「DINER ダイナー」（ネタバレ非表示）

強烈なキャラクターの連鎖

まず、原作小説からはかなりの改変があるらしいので、原作ファンは要注意である。

私は原作未読の状態で入ったが、かなり楽しめた。
序盤は、よくあるデスゲーム風の描写に「またこういう系か」と思ったが、途中から、俄然、面白くなる。
原作を知らない中で言うのもあれだが、改変はあるにせよ、かなり「漫画向き」の原作ではなかろうか。

とにかく、強烈すぎる殺し屋たちのキャラクターが楽しく、また、彼らのバックグラウンドの掘り下げが、いちいち深い。
「次はどんな殺し屋が出てくるのだろう」と子どものようにワクワクし、出てきたら出てきたでその背景に引き込まれて一気に読み、また次のキャラクターが…ということの繰り返しで、完全にやられた。

どいつもこいつもサイコ野郎でありながら、実はしっかり人間である、というその奇異なバランス感覚は、原作の利なのかもしれないが、そうそうあるものではない。

矛盾だらけとテーマ盛りすぎで…

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大事な大事な俺の店で
料理人で店主の当人が常に葉巻を吸っている矛盾。

大事なワインを隠したくらいで自分の命との駆け引きをするイマイチ説得力がなく…
ちょっと作り込み浅いな。

サクサク登場人物が死んでいくので、
いつまでたっても伏線が張られず。

そして、日本？どこ？
舞台が、イマイチわからず

ポロンの娘はリリィ
故に日本人ではなさそう

スキンの過去話での風景はあきらかに日本。

え？言葉は？的な矛盾。

たまーに謎のレシピが登場し、ちらりとボンの料理姿が見えるが、
基本的にダイナーに来た客はまぁ全員死んでいく
話の度に店内で破損が頻発
補修は？


カナコ目線の物語だが、
カナコの重要性がさほど感じられない。

料理なのかバトルなのかテーマがよくわからず
スキンの過去まででおなかいっぱいです。

この漫画はいったいなにが言いたいの？

面白い！

映画の予告を見て興味を持ちました。久しぶりにハマった漫画です。ボンベロさんが映画より断然カッコいい！(藤原竜也ファンの方すみません)
殺し屋と料理という組み合わせが新鮮。殺し屋も少し同情してしまうような人もいれば、どうしようもないクズもいて面白い。
グロさは私はそんなに気になりませんでした。ポロンさんの顔チョンパは少しビックリしたけど(笑)
原作小説も注文したくらい面白い！

ハマります

明らかに怪しいバイトに応募した結果しくじって、殺し屋ばかりが来るレストランでウェイトレスをすることになる主人公。
まずオオバカナコって名前が秀逸ですよね。
ほんとにバカだなーと読んでて思う時もあるんですが、この異常な空間でふつうの神経を保つというのも異常かつすごいことです。少しずつ成長もあり、続きが気になるお話です。

なかなか

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ぐろいです。
でも面白くて続きが気になります。
まだ４５話あたりですが、殺し屋がだんだん特殊能力（人間じゃない）持ちばかりになってきたような・・
だんだんボンはカナコが大事になってきたのかな？ほんの少〜しずつでも・・
原作を読んでないので、２人の関係がどうなっていくのかを知らないのですが、個人的には２人がお互いを大事に思うような展開になって欲しいなぁと思います。願望です。（恋愛でも恋愛じゃなくても）

これぞ男女平等

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原作は未読ですが十分楽しめました。
久々に面白い作品に出会えて嬉しいです。

カナコがこの仕事をするようになったきっかけの軽さや、結構なダメ人間なんだけど小さな善の心がある描写が何ともリアルな人間像で好感が持てます。

何より、女性でも容赦なくボコられる展開が非常に男女平等な感じがして笑えます。カナコの戦いっぷりが時に男らしく、非常に天晴れで必読。

甘々な正義感で押し切れない非情な裏社会の掟もシビアなんですが、登場人物がとても魅力的に描かれているので、それすらスパイスになっており爽快感すらあります。

あとまあ多少グロいですね。私は苦手な方なんですが、そこまで下品ではないし必要な表現なのでこの作品の場合にはアリだと思います。

ボンベロ☆

悪さしたと言えど、生き埋めにしなくても若い女なら使い道たくさんあると思うけどなーって思いながら読んでたら・・

で。行き着いた先がダイナーってお店
でカナコが頑張ってます。
店主のボンベロにこき使われまくり
命懸けの接客業に
見ててハラハラします。

なんだかんだ言って
冷たい態度だけどボンベロはカナコが大事かもネ～
それと菊千代！

私は
菊千代、強くて賢くて大好きだなー！
今後の菊千代の活躍にも期待しますので
☆五個です！

無料作品を探して読んでたら涙出た

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なにげにあらすじを読んで『ああ又暴力モノか‥』と期待薄で読み続け(無料だし‥)初の客から胸を掴まれた。殺し屋に盲目の子供！？それを命がけで守る普通のお父さんじゃん！それが頭を切られ、尚娘に愛しさあるお礼をいって亡くなるシ−ンから涙が止まらない。
どの客もクセ強いが、いやっ！だけじゃないメンバーも菊千代(人間より人間臭い犬)も過去の歴史が哀しいが強い。しかし潜在的に、メンタル弱い奴は下等な人間になると教えられてる様なスト−リー。
とにかく心揺さぶる！

読んでて痛くなりそうなくらい面白い

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裏社会の厄介事に巻き込まれた一般人、オオバカナコが殺し屋の集う食堂でウェイトレスとして働く事になった。店主はもちろん客も命を命とも思わない冷酷残虐な人々で…。暴力シーン満載で生首とか普通に描写されてますので、グロテスクが苦手な人は読むのが辛いかもしれません。それでも、話に引き込まれます。絵が上手いので読者の方が痛みを想像して怖くなります。それでも、面白いです。異常な常識の中に放り込まれたカナコがこれからどうなるのか、ドキドキが味わえます。

なかなか奥深いです

映画の宣伝で見聞きしただけだったのですが。かなり暴力的で現実離れした世界での、運を使い果たしたかのような主人公とダイナーを訪れる殺し屋達とのエピソード。主人公が落ちていくのはどこかリアルで破滅的なのですが、そういう世界のシビアさとか残酷さとかを覗いている気にもなります。窮地をどうやって乗り切るのか、雇主ボンとの関係の変化も楽しみにしつつ、読み始めたら止まらない作品です。