4.0
ロシア革命の日本人犠牲者
タイトル作はレビューも多いので、あえて2作目から。
ロシア革命で日本人犠牲者が出ていたことは全く知らなかったので驚きました。ロシアに日本人の町があったなんて。
酷たらしい事件の原因の大きな要因は、女性幹部の存在と感じます。連合赤軍事件の永田洋子といい、女性は革命運動に関わると血も涙もない傾向があると思います。
三作ともに血なまぐさいです。
尼港事件に敬意を表して少し甘いけど星4つで。
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タイトル作はレビューも多いので、あえて2作目から。
ロシア革命で日本人犠牲者が出ていたことは全く知らなかったので驚きました。ロシアに日本人の町があったなんて。
酷たらしい事件の原因の大きな要因は、女性幹部の存在と感じます。連合赤軍事件の永田洋子といい、女性は革命運動に関わると血も涙もない傾向があると思います。
三作ともに血なまぐさいです。
尼港事件に敬意を表して少し甘いけど星4つで。
本能のままに生きた貞の生き方を羨むお栄。私もお栄だったら同じように思うと思いました。
ラスト「切られないでよかった」と安堵するお栄の夫に対し
「切らないわよ。切るほど私は幸せじゃないもの」と言い返すお栄の言葉に
すべてが詰まっているような気がします
実際にあった事件だけど、このマンガ見て、
考え方が少し変わった。
幼なじみの視点で見る所が新しいと思った。
貞は、結局殺害までして愚かだけど、
幼なじみの方は、旦那からも愛されず、家で家政婦の様な&介護するヘルパーの様なだけで、もっと虚しい人生の様な気がした。
阿部定事件は何かテレビの事件録スペシャルで見ました。
今でもその事件を知ると衝撃的な事件なので当時はかなりセンセーショナルだったと思います。
この漫画は違った視点からみた阿部定事件で面白いと思いました。この主人公の気持ち少しわかるような気がします、あの子よりは自分はまだマシ、って自分より不幸な人がいるとおもうと救われる人間っていると思います。
たしかに定のように自分の思うように素直に生きられたらと羨ましく思う、、のかなぁ?
阿部定を題材の漫画他にも読んだ事はありますが、安武わたる先生の作品は、視点がちょっと違って見えます。
堕ちるところまで堕ちて、犯罪者になるヒロインなのに、もう一人の平凡な同級生の女性より、ずっと輝いて、自分の人生を生きてるようにみえる。ただ愛し愛される人に出会う、その為だけに生きた人生。
平凡な同級生の女が言ったように、死んでも離れたくない男性に出会えた定が、女性としてなんだか羨ましいような。
同じ女性がモデルの愛のコリーダという映画を改めて観ました。
なんとも表現がむずかしいですが
溺れるくらい好きな相手がいて人として脱線してしまう人生と
全くそんな相手もいない人生なら
溺れて溺死するほうが幸せなのかなぁと。
残り2作も結果購入してしまいました。
レビューの評価やや低いと思いますよ。
3話とも血生臭い話ではありますが
うまくソフトにまとめてます
そうじゃないとしんどいですから(~_~;)
人を羨むなかれというが、何が幸せか人それぞれ。友達とはうわべだけの人が、妬んだ先にひどい事件を起こり、ざまあみろなんだろうか。そのことで精神がおかしくなってしまったからなのか、大事なものをきりとるなんて恐ろしいし正気じゃないし、普通に結婚すればよかったはずが、逃げるだなんてそれだけ自堕落的で暇な男性だったのか、なかなか彼女の行為は理解できない事件。
阿部定事件とは有名な、実際にあった事件だったと思う。
事実の詳しいことはわからないが、この中では定は最終的に本当に愛する男と一緒にいて幸せな状況だったと思うのだが。
それでも何か不安に押し潰されそうだったのか…そんな事件を起こしてしまったのは一体…普通に暮らしている私たちにとっては幸せとは…と思うと定は何故そんなことを、と思ってしまう。
知らない事件でしたが、お栄さんの気持ちが分かる気がします。旦那もよくもまあ切られなくてよかったと言えたなと思いますが、私はそれほど幸せじゃないもの、と。お栄さんの方が切っても良さそうですし、定ちゃんは切らなさそうですが、幸せと不幸ってなんなのでしょうね。考えさせられるお話でした。
みなさんのレビューで知りましたが本当にあった事件なのですね。びっくりです。
女性の地位が低い時代の話はどの話を読んでも辛くなります。
どう、生きるのか暮らすのか、何が幸せなのか。。。
今ある当たり前の幸せを噛みしめて生きていかなくてはと、奮い立たされます。