みんなのレビューと感想「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。」（ネタバレ非表示）

続きがたのしみ！

絵が下手と言ってる人がいますが、人体のデッサンはすごく練習を重ねてる人のそれに近いです。完成されてはいませんが、上手ですし個性もあって良い絵柄だとわたしは思います。
主人公の顔が雑なのは、作者さんがご自分のことを不美人だと思われてる表現としてのデフォルメかと。
空間のパースなどでじっくり見ればイマイチなところはありますが、隔週連載のエッセイ漫画では充分です。

この作品を「人と違う自分を自慢したいだけだろ！」と思ってしまうひとは、その他大勢としての人生しか歩めない平凡な凡人たちなのでしょう。
個性的になりたいという欲求って、没個性なものですから。
他人から嫉妬を呼び起こすほどの強烈な孤独と向き合った爪痕が、どのように形容し表現したら自分の脳内世界に他人を招き入れることができるか悩み抜いた爪痕が、
文字通り血が滲んだように描かれていて惹かれる作品です。

自分ってもしかして変態なのかもと思っている人々に特にお勧めします。

なんだか心に沁みました

始めはなんとなく読みました。自分には殴られたい願望はないのでそんなもんかな位な感じで読みました。天使ちゃんと出逢ってからの心の変化に共感しました。好きすぎてどうしていいか解らない気持ちとか大切にされると抗いたくなるところとか相手のつらそう寂しそうな顔を見たときの心の痛さがなんだかリアルに伝わりました。逃げずに自分と向き合った作者に感動しました。

いるんだろうな

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正直性質(？)についてはよくわからないけど、まわりに比べてではイレギュラーであることとそれが言い出せないことで追い詰められて過ごすっていうのはとてもよく分かるし共感できる。
出口を求めて吹っ切ったことは、よくがんばったねと言ってあげたいくらいです。
合意の上なら趣向は許されていいはずだものね。必要以上に変な人に大ケガさせられないように祈ってます。

一気読みしました

恋という感情を知らない上、性自認もわからず悩んでいた中、本作品を見つけ、読んでみることにしました。
文才がないので大それたレビューは書けませんが。とりあえず、
なんか、とても、励まされた気がします。
本作品はマゾヒズムという性的嗜好を持った作者さんが自身の性的嗜好に向き合うと言った内容です。
その中に作者さんが性自認について悩む場面があるのですが、自分自身の事もあり、とても興味を持って本作品を読むことができました。
周りがどんどん恋愛していく中、いつも冷めた目で見ていましたが、私もいつか作者さんみたいに恋という感情がわかるのかなと少し希望を持てました。
前向きに生きていきたいですね。

凄いと思います

被虐体質？
というのは正直全く理解できないし、故に共感もできませんが、作者さんもそれをおかしいと思い死ぬほど葛藤したことが伝わってきます。
でもこういう赤裸々エッセイにありがちな暗さや自己陶酔はあまり感じられず、自らを卑下しつつも笑いにしていく強さにちょっと感動してしまいました！

絵は上手とは言えないし、特殊すぎる内容だけど、同じように普通ではない嗜好を持って悩まれている方には救いになるんじゃないでしょうか？

作者さんの他作品が気になって検索をかけたのに、そちらは高くてシラケてしまって、なんとなく無料で読めるこちらに流れてきました。文字通りお試しです。
最初は「アタシって他とは違う、特殊性癖な変わり者で〜、それでとっても苦労してきたししてるし多分これからもしていくんだと思うし〜大変なの〜変わり者だから〜」みたいな独りよがりな被害妄想エッセイぽくてうんざりしてましたが、存外に読み進んでしまい、ポイント使って購入してしまう可能性も出てきたところです。

賛否分かれる？

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好き嫌いがハッキリ分かれると思います！自分の、性癖や嗜好を赤裸々に語ってて、大丈夫？となるけど、、こういうひともいるんだな、苦しいんだろうなという事は分かった。男性がチカ◯を繰り返す時のの衝動とかなかなか女性にはわからないけど、女性でも性衝動の強さに苦しめられてる人がいるんだね。きっと表には出さないだけで。今まで読んだことのない、知り得なかった世界で驚いたし、中には不快に思う人もいたろうけど、最後まで読んでみたら、作者が救われたらいいな、報われたらいいなと真底思える。そんな漫画です。

ありがとうございます

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正直作者の方の嗜好について共感は出来ませんが、誰にも理解されない、こんな自分嫌だ、苦しいという気持ちはわかるので
それから解放されて良かったなと思います。
新たな一つの個性の事を知れたので、この作品を読んでよかったです。
あと、ありのままの自分を受け止めてあげようという気持ちにもなりました。勇気をくれてありがとうございます。

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いやー勉強になりました
私は自分の性別と認識が合っていますが、合っていない人の苦しみをコミカルな絵を通してズドンと受けとりました
全ての人たちが苦しまずに暮らせるにはどうすればいいのか考えさせられました
それはとてもとても難しいことですけれど、だからこそ考え続けていなかければいけないんでしょうね
この作品は彼へのラブレターのように感じました

レビューまで興味深い作品

レビューの中に「特殊な性癖を持つ自分を自慢しているように見えた」という意見があるのに驚く。この漫画をどのように読んだらそんな風に捉えられるのか不思議でなりません。
自慢しているように見えたという事はおそらく、異常でもいいから特別な人間になりたいという憧れがあるのでしょうね。