みんなのレビューと感想「[小説]暗闇に秘めた恋」（ネタバレ非表示）

歪んだヒーロー

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設定や表現がしっかりしていて、とても読みごたえがありました。
さらっと読めない、重みのある話でした。

作者様買いになりますが、今回の作品はゆっくりじっくり読めて、愛情の歪み具合もよくて楽しかったです。
そのため、文字はかなり詰まってます。

あらすじの通り、ヒロインの想い人がヒーローと別のため、どちらの気持ちも一方通行です。
その報われなさから、どちらの気持ちも頑なものになり、ヒーローの歪んだ想いからヒロインがかなり傷つけられます。
傷つき傷つけられる様が、作者様の手腕もあり、読んでいて何とも痛々しい2人でした。

そんな痛みを経て、ちゃんとお互いの気持ちが通じてくれたので、そこでようやくほっとしました…。

叔父の存在も、なかなか憎みたいのに憎みきれない大切な人という、なんとも難しい設定がよかったです。

多少狂気が隠れてますが、2人が幸せになってくれてよかったです。

ラストから読まないでください

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アレンみたいなタイプ（天真爛漫、自由で物事が上手くいく）よりは、陰のあるタイプの方が好みなので。

フェリシアは、アレンの影響を受けた性質の子（この辺も意味深）だったけど、エセルバートに絶望に落とされてから変わります。
おもいが通じ合って、闇を見せず償う事を決意するエセルバート。闇の淵に立ったフェリシアは受け止める覚悟できてるので、幸せになって欲しいです。

ところどころにヒントがあるので読みやすく、そうだよねーやっぱりねーっでも、あまりソーニャっぽくないかな〜て感じで読んでたのですが・・

ラスト、やられました。

エセルバート凄すぎる。

歪み愛、が読みたい人に

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まず第一に途中もキュンキュンしたい人、エロ重視の人にはおススメできません

落ちて落ちて最後に救いのあるお話。
ただ私にはヒーロー、ヒロインの気持ちの変化がやや唐突な気がしたのでラストの盛り上がりに気持ちがそこまで乗って行かなかったかな？という印象

他のレビューがいいのであえて辛口評価です

文章もいいし、最後まで読むと良いお話だったと思います

その理由としては
ストーリーはあらすじの通りで特にひねりもありません

で、勘違いで叔父のアレンが好きなヒロインは、叔父さんを、許してくれるならなんでもすると謝りに行くのですが、ヒーローの豹変ぶりが唐突です
（後半でその理由が明かされると納得はできましたが）

そしてかなり闇抱えたヒーローなので、ある瞬間からヒロインに対する仕打ちが本当に酷くて読んでて辛い

TL小説なので多少の無理矢理は仕方ないとは思いますが、
それってヒロインがヒーローを好きだったという前提があって成り立つというか
読み手はそれだと好きな相手に切ないなーとキュンとくるけど
ヒロインはヒーローのこと好きじゃない（兄的に慕っているような伏線はあるが）のでただただ辛い

途中のヒーローSっぽい、通り越してまさに鬼畜！な感じなので、ラストに救いあればいいと思える人は読んでみてください

薄幸好きにおススメ

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巧妙に仕掛けた罠に捕らえられてしまったヒロイン。
執愛の中で快楽を教えこまれ、激しい嫉妬の中で手酷く抱かれる。そして遂には失明してしまうヒロイン。
ネックレスのシーンは読み返してもウルウルきます。薄幸好きにはたまりません。

その後は紆余曲折ありますが、怒涛のハッピーエンド。
個人的には、ヒロインがヒーローに心惹かれたのは、ある種の錯覚のような気がして。隔離、情報のシャットダウン、自己否定感の増長からの、飴と鞭を振るうヒーローは絶対的存在。期せずしてマインドコントロールにかかったような感じでしょうか。
それでも、ヒロインが結果的に幸せになってくれて、満足です。

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すごーく読みごたえがあります。
誤解が誤解をよんで、途中、とてももどかしいです。主人公を一途に思うあまり、暴走気味のエセルにキュンキュンしました。
愛し方が不器用です。
昔から正体を偽ってまで、主人公の心の支えになってきたのに...
愛し合っているのに、すれ違ってばっかり❗
焦れったい❗
ほんと、煮えきらない❗
モヤモヤしっぱなしです。
でも形はどうあれ、ただ一人を思い続けるエセルは、スゴイ✨
愛ですね☺❤
想いの深さと激しさを知って、感動しました。最後、気持ちが通じあって...感無量です。おめでとうございます❤

おいおいこれはどうやって終わるんだ？と思わずにはいられないほど、小説として重厚な内容です。ただヤってるだけのTL小説が苦手な私はとても読みごたえのある内容で大満足でした。ヒロインが最初ちょっとかわいそうですが、TL小説ではありがちなので私は気になりませんでした。

いい！

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水底の花嫁が大好きなので、そういう感じのこのお話もすきです。でも自分の婚約者を駆け落ちさせたのはヒーローなのに何故あんなにヒロインを虐げたんだろう？自分に振り向かせたかったら、もっと優しくしないとダメでしょ。不器用だなと思いました。

勘違いと嘘

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幼い頃ヒロインが眼の病に侵されていた時の勘違いが、伏線になっています。叔父様は普段から優しいですが、病に侵されていた時にもらった優しさは少し違って…
個人的にとっても好きなストーリーでしたが、行間が狭くて読みづらい…。本当にそこだけが残念なポイントです。

途中の鬼畜っぷりがかなりキツいけど
ずっと好きだったヒロインへの愛情は
凄いなぁと思う。
大体そうだろうなと想像しながら読みましたが
ラスト大好きな流れだったので満足でした

愛してるから

これも愛してる故の歪み愛か　また、新しい愛のかたちを見させられる物語です。　幼い頃の出会い、淡く切ない想い　ヒローが幸せになるための物語を読んでください。