【ネタバレあり】黒い羊は嗤わない～悪意の欠片のレビューと感想

悪意の欠片が突き刺さる

犯罪者の家族だからって、ここまで過酷な人生を歩まないといけないなんて、辛すぎる。

両親を亡くしただけでも辛いのに、犯人が兄なんて。しかも逃亡。(実際犯人かどうかはわかりませんが。)
家族全員を失う事になり、１人で生きる主人公の過酷すぎる運命。

それと匹敵するくらい辛いのが、世間の悪意。悪意が、一生懸命生きようとする主人公の後を追いかけて、離さない。主人公は何も悪い事してないのに。悪意の欠片というサブタイトルは、納得できるテーマ。今の時代一番辛いのがこれ。

まだ途中までしか読んでいませんが、彼女のハッピーエンドを祈ります。

被害者遺族であり、加害者家族でもある設定。
でも真相は…真犯人は辻。
被害者遺族であっても加害者家族のレッテルの方が強くなる。読んでいてあぁ日本人ってそうよねって思いました😔
変に正義感が強いせいで、加害者本人でないのに責めてきたりすることが容易に想像できます。
なのでこの作品をすんなり受け入れて読めました。
かなりダークで陰湿ですがよく練られたストーリーなので面白かったです。

お兄ちゃんが可哀相。

とにかく辻が屑でお兄ちゃんが可哀相。苦労を重ねて生きてきた妹にも同情しますが、両親を○され、妹を守る為に犯人になり、そして・・・妹は生きていたから苦労が報われ幸せになることができましたが、お兄ちゃんは妹を守ったのにも関わらず、報われていない。お兄ちゃんが生きていたという結末にして欲しかったです。お兄ちゃんのことを思うと涙がでました。辻が本当に屑でサイコパス？　普通に警察に逮捕されて生ぬるい・・・違う漫画ですが、外道の歌のカモとトラに死んだほうがマシと思うほどの拷○を与えて欲しい！！！！！！！

まだ３話までしか読んでいませんが、主人公の兄が両親をコロした？他にも数人サツジンをしている？なんとなく犯人ではない様に思えます。お兄さんは罠にはめられた様な…
それにしても、サツジン犯の妹と言うだけでこれほど辛い目に会い続けるなんてあまりにも酷すぎる。主人公には最後幸せになって欲しい。

妹さんの境遇が可哀想すぎて、犯罪者の家族だからといって、こんな酷い目にあわされて、未成年は守ってあげられなきゃだめですね。
ストーリーは、サスペンスとしてはよく出来ていてドラマでもいけそう。
兄と兄の友達と刑事さんの顔の区別がつきにくかったです。

続きが気になる。面白い。案外犯人お兄ちゃんではない気が。あとお兄ちゃんが容疑者だからって親戚たらい回しにするくらいなら児相におくればいいのに。自分でもいきたいと言えるのに可哀想。

ひどい

主人公はなにもわるくないのにひどい目にあいつづけていて胸が痛みました。
復讐などにも走らずただ懸命に生きていたから最終的に幸せを掴めたのだと思いました。

主人公が本当に可哀想で読んでて辛い。せめてお兄ちゃんには生きてて欲しかった。犯人が分かっても主人公が前向きになっても読んだ後悲しくなってまた読む気にはなれない。

ありそう

実際ありそうな話。加害者の妹（真相はまだわからず）ってことで世間から冷たい目で見られて嫌な目にあって。身内は全く関係ないのにね。

なーんか犯人はお兄ちゃんじゃ無さそう。お父さんもお母さんも名前を読んで無いしね。色々違和感を感じる。食堂の奥さん、自分の姑の事を「おしゅうとめさん」と読んでたけど普通は「お義母さん」じゃないの？