魔王からの伝言
- タップ
- スクロール
あらすじ
インテリアコーディネーターとして活躍するオリヴィアの会社に大きな仕事が舞いこんできた。由緒ある屋敷ラミイー・カレッジの改修だ。このチャンスは逃せない! が、依頼主は9年前、ラミイーの主が亡くなったとき、私と執事の祖父をラミイーから叩きだした相続人ルーダヴィクだ。冷たく美しい魔王のような彼の存在を、ふたたびこの身で感じることになるなんて! 逃れられることのない再会はオリヴィアの運命を甘く狂わせていった。
- 一話ずつ読む
- 一巻ずつ読む
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
好きです
好きなお話でした。ハラハラもしたけれどすれなくてストレートで、話の内容も無理なく進んでいくので、読んでいて苦痛もなく面白かったです。
by 匿名希望- 0
-
2.0
好みではない
ページの都合もあったのだと思いますが、お屋敷という舞台、脇役の講師や秘書の出し方等が中途半端でメリハリが弱く、エピソード毎の2人の感情の変化が私にはわかりずらく共感しにくかったです。
そのため、ヒーローが魅力的と思える前にヒロインを口説く場面が出てきて、自信過剰なセリフにちょっと引いてしまいました。。。by 匿名希望- 0
-
4.0
悲しい事実と幸せな結末
小さい頃から執事だった祖父と祖父が仕えるラスボーン氏と幸せに暮らしていたオリヴィア。留学を終えて帰宅して待っていたのはラスボーン氏の死とラスボーン氏の親戚であるルーダヴィクとの出会いでした。
祖父は老人ホームに入れられ、幼き頃から育ったラミイー(屋敷)は売りに出され、事情が飲み込めないオリヴィアは必死に話し合いをしようとしますが、ルーダヴィクからは金にたかる虫めと追い出されてしまいます。
亡くなったラスボーン氏が自分に遺してくれた指輪と共に、祖父と遠くの地で暮らします。祖父はラミイーを去ってからショックでアルコール中毒になり、わずか一年でこの世を去ってしまいます。無慈悲に追い出したルーダヴィクを憎みながら9年の月日が流れ、インテリアコーディネーターとして社長になったオリヴィアはルーダヴィクに仕事の依頼をされ再会を果たします。
祖父の仇と思いながらも惹かれていくオリヴィアと9年前の少女だと気付かないままオリヴィアを愛していくルーダヴィク。
そしてオリヴィアは悲しい事実を知ってしまいます。自分が留学している間に大好きな祖父がアルコールに溺れ、執務を怠っていた事を…。認めたくなくて嫌いになりたくなくて怒りの矛先をルーダヴィクに向けていたのには驚きました。またルーダヴィクも当時は裕福な暮らしではなかった為、ラミイーを相続できると喜んだものの、大したお金はなく維持費だけが高額なラミイーに辟易し、まだ20歳だったゆえにオリヴィアにやつあたりしていたのには拍子抜けでした(笑)
結局オリヴィアは正体を明かし、ルーダヴィクも9年前の非礼を詫び、愛し合う二人は結ばれました。
ハーレクインには珍しい展開かなと思いました。by 匿名希望- 3
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
3.0