5.0
ここまで酷くはなかったけど、私も発達障害だった…と分かったのは30代半ばでした。自分は小さい頃からみんなと同じ事が出来なくて、ずっと生き辛さを感じていました。自分でもどうにかしたいけどどうにも出来なくて、親も助けてくれなくて。親は出来のいい妹だけを可愛がり、私の言葉は一切聞かず信じず。ずっと死にたいと思って生きてきたけど、こうして寄り添って話を聞いてくれる人がいたら、もっとラクに生きられたかも知れない。こういう人に出会いたかったな。自分がそういう人になれたらな、と思える作品でした。でもこういう人達に寄り添う事は想像以上に大変だろうなって思う。自分には務まらないな。
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