5.0
濡れ場が真っ黒なのは規制とはいえ
むしろこの作品においては、良い意味でも悪い意味でもそれが合っている気がします。
あらすじでもわかる通りに性*渉だけが黒塗りになっているわけでは無いので、小便や売女が嫌な人にとっては読むのが苦痛だと言わざるおえません。
ただし前*腺を侵食される不可視の恐怖や起承転までの薄暗い雰囲気は、この表現によって拍車をかけられていると思います。
そして結において日の当たる場所での顔を描かない演出との対比にもなっていて、この物語はまさに良くも悪くもモバイル向きだと感じました。
それとアフターストーリーではそれほどベタ塗りがされておらず、聖と流が身も心も繋がり二人が幸せな顔をしている姿を見る事が出来ます。
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