3.0
う~ん。
色々な意味で話が凄く勉強になったので最初からずっと読み続けていましたが、昨日、最終話と知り、早速読みました。
ですが…、HIV検査結果が結局は陰性で、その後、今まで耐えてきた倫子の我慢の限界が来たのか倫子が退店を決意するという、何だか「突然?」の様な終わり方でした。こちらのサイトでしか読んでいないので、事情は分かりません。掲載雑誌の都合か、作者さん達の都合かもしれません。はたまた、本当にこういう終わり方に元から決まっていたのかなとグルグルと考えが今でも巡っています。
ただ、自分としては、主人公である倫子が最終的にどうなるのか、どう生きて行くのか(結婚したり人並みに生きれるのか等、店を辞めた後の話等)今回の様なあやふやではなく、もっと知りたかったし、見守って行きたかったです。後、理帆ちゃんのその後なども含めて。
このお仕事の本当の大変さを知らない自分がとやかく言える資格はないのは分かっていますが、ただ、漫画の最初と最終話に書いてあった様に、また、最終話で社長が倫子に言った様に、真の意味でサバイバーと呼べるのは、退店出来た倫子ではなく、未だに、この危険ではありながら、尊いお仕事をされている倫子の仕事仲間達ではないのでしょうか?辞められる人間は、まだ生きて行く上での選べる選択肢があるんだと思う。ただ、世の中が全員が全員「倫子」の様には去れないと思いました。
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