5.0
私も
摂食障害経験者なのですごーく興味のある内容でした。
お腹がはち切れるくらい食べて、その後に指を突っ込んで全て吐く。
胃液で喉が荒れる。
そんな生活を続けてました。
でもそんな状況の時って、なかなか自分が間違ったことをしてる自覚なんて無いんですよね。気付いた時には手遅れ、、
この作品を読んで、そんなことで苦しむ人が少なくなれば、と思います。
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摂食障害経験者なのですごーく興味のある内容でした。
お腹がはち切れるくらい食べて、その後に指を突っ込んで全て吐く。
胃液で喉が荒れる。
そんな生活を続けてました。
でもそんな状況の時って、なかなか自分が間違ったことをしてる自覚なんて無いんですよね。気付いた時には手遅れ、、
この作品を読んで、そんなことで苦しむ人が少なくなれば、と思います。
主人公もはじめはどこにでもいる健康な女子高生。こんなちょっとしたきっかけ(外見が気になるお年頃、友達の言葉、、)で摂食障害に陥ってしまうものなんだ、と驚きました。万年ダイエットしたくても続かない私には無縁な世界かと思ってたけど、意外とハードルが低そうで恐ろしくなりました。ちょっとくらい細かろうと太かろうと健康第一!ですね!
娘がこれから思春期を迎えるので、こうはならないよう気をつけてあげたいです。
画力の高さもあるのかもしれませんがキャラクター達の気持ちがすごくスッと入ってくる感じです。主人公にも感情移入しやすいですしラストにかけては母の愛や生きることへの教訓などとても上手く表現されていたと思います。同じ症状で悩んでいるか方の情報提供的な販促漫画に是非使っていただきたいような内容です。長さも長すぎずちょうど良いですし買って良かった漫画です。是非一読頂きたい。
拒食症の怖さを知らない人が多い。「痩せすぎに注意!」と書いたダイエット食品の宣伝をよく見るけど、そんな言葉が簡単に使える日本人はどこか狂っていると思う。主人公のぎすぎすの体にビックリした。拒食症の事をアピールしてくれるマンガを待っていた。ただ、このマンガは現実離れしているから、うっそー!私は違う!と簡単に流されてしまいそう。
主人公ほどではないけど、私も10代の時に摂食障害を経験しました。
拒食、過食、下剤などまるで当時の自分を見ているかのような展開に、あぁこの病気になるとみんなこうなるんだと、ある種の感心もしました。
あと普通の漫画なら、夫に理解があろうがなかろうが、少なくとも人並みに働いているというところを、今作品は、理解はないわニートだわの最悪な旦那(笑)でもそこがまたリアリティがあり良かったです。
摂食障害の話なら、まだまだ救いがあると思う。
本当に地獄のスパイラルみたいに、食べて吐いて、下剤の繰り返しで満たされない女性が沢山いる。
こんなに誰も傷つけない表現で、綺麗な絵で描いてくれる漫画なら、女子中高生に読んで貰いたいくらいです。
主人公の笑顔が可愛く母親の愛が安定しているのが、とても救いになりました。
嫌な気持ちはしない漫画です。
結婚相手がダメ男のため、摂食障害じゃない部分に二つ目のフォーカルポイントができてしまい、焦点ボケしているように感じられてしまいました。
でもだからこそリアリティがあるように思います。色んな問題を抱え、それらはお互い作用しあいながら人生を作っていくのがリアルなんだけど、作られたストーリーだと、やはり大事な骨子が際立つように描かれてしまいがち。
きれいにまとまっていないからこそのリアルでした。
主人公が最後には自分を認めてあげられるようになってよかったです。女性ならほとんどの人がダイエットしなきゃと思ってるでしょう。私もそうですが。健康的に痩せるべき、ってよく言うけど、痩せさえすればすべて上手くいくような気がしてしまいます。
そこから摂食障害になるのには、ほんの小さなきっかけなんでしょうか。気をつけなくてはいけないですね。
ただ、もっと長い話でも良かったかなと思います。サーっと読み終わってしまって、主人公の苦悩をもう少し掘り下げて欲しかったです
。
短いなかでよくまとめられた作品だと思います。
しかしその反面描ききれなかったところもあるのか、摂食障害、こんなものでは済まされない、まだ生易しいとも感じました。
摂食障害そのものがテーマというよりは、苦境を乗り越える主人公、その人は摂食障害も患っていたくらいの感じがします。
治療があまりにもさらっと描かれていたからかもしれません。
主人公が再出発できたのは良かったと思いますが、なぜあえて水商売という設定にしたのか?というところも少しもやもやした気持ちになりました。何かそれぞれを結びつけるような偏見でもあるのか、と深読みしてしまいました。
この長さだと、きっと描ききれていないところがあるから読んでいても消化不良なのかも知れません。
摂食障害にまだそれほど詳しくない人が読み物として読むには、病気を大まかに知る切っ掛けになったり、注意換気に役立ったりして良いと思います。
内容…
ささいなことから発症→治療→治癒→再発→太った状態が続くも精神は安定→結婚→妊娠→切迫早産→夫への不信感→また妊娠→離婚→自立・自己肯定といったかんじでしょうか。最後は前向きでよかったです。