3.0
感動
長年の夢であったプリマバレリーナとなるも、オーダーしたチュチュに気を取られての事故、遺体の損傷具合は婚約者の深い悲しみになった。
エンバーミングの処置の後、彼女は棺桶の中で美しいプリマバレリーナとなった。
青いガーターベルトは切断された足を隠す為のものか。
普段、デリカシーのないガサツなエンバーマーの心十郎であるがサムシングブルーを表現するとは…
婚約者が"花嫁"にキスをする最後のシーン、泣けました。
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長年の夢であったプリマバレリーナとなるも、オーダーしたチュチュに気を取られての事故、遺体の損傷具合は婚約者の深い悲しみになった。
エンバーミングの処置の後、彼女は棺桶の中で美しいプリマバレリーナとなった。
青いガーターベルトは切断された足を隠す為のものか。
普段、デリカシーのないガサツなエンバーマーの心十郎であるがサムシングブルーを表現するとは…
婚約者が"花嫁"にキスをする最後のシーン、泣けました。
日本では馴染みのないエンバーミングという職業について描かれてます。私の祖父が癌でなくなりましたが、息を引き取ったあとに入浴させてくれ、髪の毛を綺麗に整え、血色良く化粧を施してくれ、最後「口紅は奥様がどうぞ」と、祖母が祖父に口紅を塗っていた姿を思い出しました。最後はとても息苦しそうに逝った祖父でしたが、化粧をした祖父はとても安らかな寝顔になっていました。エンバーミングは化粧のみならず、事故で亡くなった方を綺麗にしてくれる素晴らしい職業だと思います。感染症のリスクもあり大変なご職業ですが、この作品を通してもっと広く知れ渡ら様になれば良いなと思いました。
10年くらい前に人体展と言うのがあり、エンバーミングは知っていました。
その時は、血管や神経、骨の構造、臓器の位置などの人体標本のための処理かと思っていました。
日本は火葬なので分からないけれど、土葬する国では、埋葬した後も変わらない姿で眠ってほしいという感じなのでしょうか。
絵は見づらいですが、どんな時にエンバーミングをするかと言う事がわかって良かったです。
医療の世界にいるので、以前からエンバーミングには興味がありました。
ただ、このマンガの主人公のようにエンバーミングの世界で生きていくには不安も多いので、このマンガを通して学ばせてもらっている感じです。
これにハマってしまった後輩はエンバーミングの資格を取ると言ってますけどね。苦笑
物語のテーマの重いですが、キャラクターでバランスが取られていると思います。心十郎がナンパな部分なしで善良さや真面目さを前面に出していたらつまらないし、アズキちゃんの中和剤的な立ち位置も大事。しかしオムニバスだから人が何度も死ぬのでどうしても心にうへぇ…とくるものがあります…
タイトルに惹かれて試し読み。
事故で亡くなった友達が1人だけ顔を見てのお別れが出来なかった事があります。
この仕事は本当に残される側に思いやりの大きい仕事だと思います。
火葬の日本では難しいかもしれないけれど、もっと1つの職種として確立されますように。
エンバーミングという言葉を初めて聞きました。興味深いんだけど、一話完結という話の作り方のせいなのか、一話ごとの物語が薄いというか浅いです。こういう内容にすれば感動するんでしょみたいな安っぽい感じがします。有料購入はないかな。
絵は少し古臭い感じがしますが嫌いじゃなかったです。
内容もスっと入ってきました。
ただ続きが気になるーーーー!となる漫画ではなくボーッとしながら暇な時間にさらさらと読む感じが私にはちょうどよかったです。
えのかんじがとてもなつかしくてすき!内容が久々に読んだら新鮮でした。ちょうど矢沢あい先生全盛期のころのタッチですよね。どちらの先生もふっかつしてほしいなっていうのがしょうじきななかんそうでした。つっきよも
このような職業があることを初めて知りました。もしもの時、安らかな顔をみたいですもんね。なかなかゲスッぽい主人公ですが、この後きっと、裏側が見れてグッとくる展開なんだろうなと思います。