【ネタバレあり】[小説]黒竜の花嫁【SS付】【イラスト付】のレビューと感想

良かった

レビューみて、あっさりというコメントが多かったので迷いましたが、続編の評価が高かったので読んでみました。面白かったです。
王位を巡る争いで無理やり異世界に召喚された、物怖じしない強気な昴と、絶大な力を持つけど自分だけでは力が安定しない黒竜の王太子。定期的に体液を摂取しないと言葉が通じない御馳走設定ですが、なかなか甘い雰囲気にならずヤキモキします。でも最終的には甘々で幸せな気分になれます。昴が竜達にも領民達にも好かれるエピソードもワクワクするし、ピンチも訪れますが軽めで安心して読めます。兄殿下追放の後が駆け足というか、後日譚なので仕方ないけど、焼きもちを焼く王太子とのイチャイチャが軽く流されてて最後ちょっと残念。。続編期待して読みます。

さらっと楽しく読めました。

昴のキャラがいいです。
突然異世界に飛ばされたのに、くよくよメソメソしたりせず戻れる日を信じて積極的に周りに馴染んでいきます。
偽物のつがいとして始まった関係だけど、王太子である鸞が本当に昴を愛する様になる過程に納得出来ます。
鸞は強引でKYな王太子様だし、昴は強気で意地っ張りだから感情が行き違ったりもするけれど、それもまたハッピーエンド迄の前菜みたいなものかな。
昴のさっぱりした性格のせいなんでしょうか、物語に甘々な雰囲気が今ひとつ足りない気がするのがちょっと残念。

・黒竜（攻）のつがい様として異世界トリップ

・受けがあっけらかんとした性格なのと、攻めやその側近達が当初より好意的なため、苦労に苦労を重ねるトリップものでは無く、ほのぼの（？）とした気分で読めます。
それ故、あっさりしてると感じる人が多いかも…

・出てくる竜達が可愛い。
主人公のリュックを欲しがったり、異世界っぽいエピソードは読んでいて面白かった

好きなストーリーでした

レビューを読んで購入を悩んでいましたが、わたしはとても好きな作品になりました。
仮のつがい様の時から王太子は焼きもちやいたり拗ねたりして、可愛い一面もあったけどつがい様の危機には我を忘れてしまうほどの怒りを露にしてしまうくらい大切な存在なのだと互いに気づけて良かった