5.0
小説は未読。
伊藤潤二版の人間失格の方を先に読みました。古屋版もなかなか。現代に置き換える設定は工夫が必要だったと思いますがとてもすんなり入り込めました。
伊藤版も古屋版もまだ途中までなのですが、両者の作風というかタッチが同じなのは小説の雰囲気がこうなのでしょうね。
私は太宰治作品では未読のタイトルなので、ここらでちょっと寄り道して原作のほうを読んでみたい気持ちになりました。
- 1
伊藤潤二版の人間失格の方を先に読みました。古屋版もなかなか。現代に置き換える設定は工夫が必要だったと思いますがとてもすんなり入り込めました。
伊藤版も古屋版もまだ途中までなのですが、両者の作風というかタッチが同じなのは小説の雰囲気がこうなのでしょうね。
私は太宰治作品では未読のタイトルなので、ここらでちょっと寄り道して原作のほうを読んでみたい気持ちになりました。
古屋兎丸さんの作品好きやけど、基本救いないことが多い(笑)
しかもこの作品は元ネタの方も既に救いない(笑)
太宰治の方は14くらいの頃に読んで、しばらく気持ちが浮上しなかったな(笑)
葉蔵の気持ちが分からんでもないとこがまたちょっと凹むんよな(笑)
中学時代に原作を読んだときは、主人公の葉三くんの気持ちが全く分からなくて心に刺さりませんでした。しかし成人してから、この古屋兎丸先生の作品を読むと、人間の業の全てが詰まった珠玉の作品であることがひしひしと伝わってきます。
読んだ後の爽快感、たまりません。
思わず全話購入してしまいました。
人生迷っている方にオススメの漫画です。
寝る前の布団の中でもオススメできる内容の濃い作品です。
続編を希望します。
人間の心の深い闇が描かれてます。ホラーではないけど、視点を考えると、こうもつたわるものが変化していくのか…と感じました。
豊かな環境でも、心が満たされてるとは限らない。学ばせていただきました。
安定の兎丸節。現代の漫画における巧さの極み。ガロ特有の変態さ、心の闇の表現を損なうことなく現代人にも受け入れ易く歩み寄りつつ、太宰治の題材により人間臭さが増し、最強の作品となっています。
あまりにもダラなしなくて嫌悪感を持ってしまった。
もっと親と向きあえないものだろうか?
逃げてばかりの人生
頭が良すぎるとこうなるのか
いろいろ考えさせられた
現代と昭和を掛け合わせたストーリーだけど、段々とクセになる。
名も知れていない自分のことを書く作家になるというのは何とも新しいパターンだ。
太宰治好きで、人間失格は何度も読みました!これが漫画になると、こんなにも分かりやすく、面白さは残したままにできるんですね!引き続き楽しみます!
作風と画風がうまくマッチしていると思います。
うまく現代風に作り変えてあって、原作よりも、内容が入ってきやすいと思います。
秀逸です。