【ネタバレあり】あの丘に登ればのレビューと感想

出会いから失礼極まりないヒーローでした。ヒロイン義兄をあそこまで貶すって。しかも本人が知らなかった本当の父親がどんな人間だったか晒すって酷いでしょ。駆け落ちしたヒーローが後見人のカミラと義兄の元へ行くためにヒーローを撒こうとしますがしつこいですね。そんな追いかけっこをしている最中に2人の事故の知らせが。病院へ行くと2人とも重体で2人が滞在していた別荘から病院へ通うことになり、ヒーローとヒロインの距離も縮まったり伸びたり。ヒロインは確実にヒーローに惹かれてますね。でも体の関係を持つことは拒否。2人が回復して気持ちに余裕ができたヒロインですが、またヒーローに義兄を財産目当てと決めつけ売り言葉に買い言葉の大げんかをしてしまいます。ヒーローに会いたくないヒロインは病院のある土地から離れました。そこへカミラにはっぱをかけられた義兄が結婚すると連絡があり、式が終わってようやくヒーローはヒロインの話を聞き、義兄が相続する遺産が誰のものなのか知り衝撃を受けます。ホントちゃんと調べておけよって話でした。

スターンが話を聞かなさ過ぎてイライラしてしまう(笑)
しかしよく他のストーリーで見るような酷い身勝手さがないからか、憎めないんだけども。
2人は最初から相性が良くて仲が良さそうだったのでなんだか癒されました。

ヒロインは義兄思いの優しい子。ヒーローはちょっと思い込みが強く人の話聞かない、、探偵使って調べるのももっとしっかりしないと、、

よかった

お互い結構ひどい売り言葉に買い言葉で何度もすれ違ってしまうけど、
2人とも家族や被後見人を思う気持ちの強い真っ直ぐな人たちなので、
最後までモヤモヤせずに読めました。