みんなのレビューと感想「婚渇女子」（ネタバレ非表示）

最後まで読むといいかもです！

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容姿端麗でバリギャルで自信家の芽衣子と可愛らしいけど売れない女子力低め漫画家の小夏、二人の主人公が結婚とは、モテとはについて、アラサーならではの(ギリ29歳)葛藤を描いた作品です。

絵も綺麗だし、すらすらと読めました。
芽衣子のキャラが悪が強いし、小夏も実はとっても濃いし、読んでて「これじゃーだめだよ」って言いたくなる所が満載。

でも、自分も30歳という年齢を迎える前後、それなりに葛藤があったことを思い出しました。

男の人って結婚しても子供が生まれても責任は増えるだろうけど、社会的立場は変わらない。仕事も辞めなくてすむし、むしろ箔がつく(もちろん、だからこそ大変ですが…。)でも、女性は結婚して子育てとなると、今までとは同じようにはいかない。
そして、会社にはどんどん、若くてかわいい女の子が入ってきて、紹介される側から、自分が紹介してあげる側にと移行していく。自分の女性としての立ち位置は変わっていくし、独身ならば尚更、自分を強く持っていないと押し潰されそうになる。

そんな主人公達の葛藤とか読んでると、読み進めていくうちに応援したくなります。

途中で辞めないで読み進めると納得というか、共感できる所があるなと思いました。

最後まで読んでみてください

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キャリア女性マンガの中ではかなり灰汁の強い話しているときだと思います。私も途中までイライラして「ただの僻み」と読み進めていました。
男運の無さの言い訳なんて...言葉に表すことの出来ない苛立ちを抱きました。
でも、読み進めていくうちに「ギリギリで踏ん張ってるんだなぁ」って思うようになり、たまに涙したり...。
以外に情に深い所があったり...。最後は応援してました！(居候の彼女には最後まで好感もてませんでしたが)

レビューが思ったより悪くてビックリ

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序盤の結婚式で2人が結婚についてコメントするシーン、そんなにひどいのかな？
私が参加した結婚式では、近くに座ってた人が結構ヒドイこと言ってるのを聞いてたので、マンガのはヒドイとは感じなかった。(「こんなくそ不味い料理出す結婚式参加したの初めてだわ～私なら恥ずかしくて人呼べんわ」や「さっきの◯◯(イベント)いらなくね？待ち時間長すぎてマジしらける」「時間のムダ」とか他にもボロカス言ってて、周りポカーン状態。なんでこんな人呼んだんだろうって思ってたら、まさかそのボロカス言ってた人は新婦にとって一番の親友だったらしく、新婦からのサプライズで「一番の親友」にプレゼントを渡す企画でその人呼ばれたときは唖然とした)
話が脱線したが、私は他の人がいうほどヒドイとは思わないし、読んでて楽しいと思った。

続きに期待

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わたし自身は27歳で8年ほど付き合ってた人と結婚しましたが、それでも周りがどんどんわたしより先に結婚して、こどもを産んでいくのを見てかなり焦ってたことを思い出しました。

逆に結婚してからは芽衣子のように独身を謳歌したら良かったなぁとの後悔もあったりと、まぁみんな無い物ねだりなのかな、とか思ったりもします。

わたしもじゃあ、独身を謳歌してたらどうなってたのかな？いやいや意外と結婚できなくてそれはそれで焦ってたかも？なんて、なんかいろんな考えを巡らせました。

ふたりとも幸せになってもらえたらいいな。続きに期待です。

共感するストーリー

結婚してる人が幸せそうに思えない。それ分かる。自由がなくなるし。
でも、結婚して感じてる幸せは二人にしか見えない、ワザワザ人にラブラブ幸せ～なんて言う人希だし(笑)
結婚しなきゃいけないとは思わないし、独身生活を楽しむ気持ちも凄く分かる。
そして、子供を産むにはリミットがある！独身３０代には共感するストーリー。
私は婚約者が居ますが、自由より苦労よりももこの人と一緒に居たいって思えたから。
この二人もそう思える人と幸せになって欲しい。

思ったよりも

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読み進めるにつれて、芽衣子への印象が変わってきた。プライドばかり高く自信家で、外見なんて年齢とともに武器にならなくなるのに現実見えてないな、と思っていたけど仕事に対する熱意を見ているとあの自信は、やり方の是非はともかくも自力で成果を出してきたことに裏打ちされたものだったんだなと。
仕事や結婚、子育てと仕事の両立と、アラサー女子にありがちな様々な悩みが投影されてて絵のタッチとかは青年漫画なので好みではないけれど思ったよりも面白く読める。

初めは低評価、後半から星四つ

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毎日1話ずつ読めば全話無料！！と、思って読み始めましたが、結局我慢できずに途中から課金しました。笑
はじめの方こそ芽衣子の性格の悪さを示すエピソードが多いですが、途中から仕事する女の話になってきて、そこから俄然面白くなりました。（どなたかも言ってましたが、原美樹がでてきたあたりから急におもしろくなります！）
男の人へ嫌な行動の数々の理由も、そのあたりであかされます。初めの方では好きになれないなーって思っていましたが、読めば読むほど、知れば知るほど、芽衣子に惹かれていきます。
小夏エピソードは個人的にはあんまりいらないなーって思いました。性格的に嫌いではないけど、おばかちゃんだなーって部分がおおくて、めんどくさいし興味があまり持てません。
全体通すと星四つ、です。

私は主人公のメイコの様な容姿も仕事が出来るバリキャリでもなかっはたので20代半ばで婚活始めました。毎週コンパ、紹介、お見合い。凄く頑張って…。二十代後半に婚活に疲れて一生一人かな？と思った時にふとした出会いがありました。
頑張るのも大切だけどメイコの様にもっと社会人きちんとやってれば自分の評価が上がって自分に自信が持てていたのにと後悔しました。
でもメイコ程若い時モテていたら婚期遅くなるのわかります。私のまわりのモテていた女の人皆アラサーで結婚しました。

ズキズキくる！

女の幸せが結婚…なんて古すぎる。
と、実際私も思ってたし
結婚した今もその気持ちは変わらないけど

だからって、この主人公2人のように
結婚して平凡に生きてる人を
「つまらない人生」だとも思わない。

そう思う事自体、他人を見下してる
嫌な女なんだよなぁ。

さいしょはこの2人に
イライラする部分も多かったけど

この気の強さは
そうして虚勢を張る事で
色んな事を乗り越えたゆえのものかなって思えてきて

そしたら、だんだん応援したくなってきちゃいました。

信念があって、それを貫く事は立派だけど
それに固執しすぎて近くにある大切なものを見落とすリスクは大きい。

彼女達が最終的に
自分にとって1番大切なものを掴めますように。

アラサーの主人公達の気持ちがわかる

アラサーの時に、中途半端にモテて、まだ他にもっと素敵な人がいるのでは？？とか選んでいたらすっかり私も晩婚でアラフォーは不妊治療に苦しむ状態。この漫画を読んでいると、過去振り返って、あの人で手を打っておけばよかったのに…！と何度も後悔した事を思い出させてくれ、共感しながら読みました。(勿論主人公のように美人でも気も強くないですが…)
居候さんはインパクト弱かったなー。