5.0
◎し屋なのに◎さないのがいい
コロし屋なのにコロしてはイケナイ設定にしたことが、この作品を名作にしている。
反社組織の中でも、最も一般人からかけ離れた存在であり、都市伝説にまでなっているコロし屋ファブルが、殺さない(コロすことを禁じられる)ことで、様々な面白みを生み出しているし、ミサキとの間の空気感も成立する。
厳密には、デザイン事務所の社長とミサキ以外は、悪人しか登場しないはずなのに「コロさないファブル」が悪人ではない立ち位置で、ヒーローのように活躍する。
佐藤アキラ(仮名)には、幸せになろうなって欲しい(笑)
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