3.0
義息子の君哉の歪みっぷり感が半端なくて恐ろしかった作品です。血の繋がらない義理系のお話はどこにでもあると思うのですが、このお話は生半可な作品ではありません!!恐ろしいくらいの歪んで狂った愛に義母の紗月も次第に君哉を愛するように目眩く世界へと堕ちて行きました!!
でもラストの終わり方が個人的にスッキリしませんでした。結局はどちらの愛だったのか⁉️と思いましたけど、きっとこの作家さんはラストをこういったかたちで終わらすことにより、それまでの二人の目眩く世界の過程を生かしたかったんだと思います。
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