5.0
地味だけど好き
TVドラマが面白かったので漫画も読んでみることに。ドラマほどドラマティックに物語が進むわけじゃないけど、普通の人の日常にバイオリンというちょっと特殊なアイテムが加わる事で、今までとは少し違う人間関係ができていくところとか、派手さはないけどじわじわくる面白さがありました。どんな年齢のどんな境遇の人でも魅力的に描けるいくえみ綾先生さすがです。
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TVドラマが面白かったので漫画も読んでみることに。ドラマほどドラマティックに物語が進むわけじゃないけど、普通の人の日常にバイオリンというちょっと特殊なアイテムが加わる事で、今までとは少し違う人間関係ができていくところとか、派手さはないけどじわじわくる面白さがありました。どんな年齢のどんな境遇の人でも魅力的に描けるいくえみ綾先生さすがです。
ドラマ見てここに来ました。
本屋さんで売ってるなぁ…と思ってる程度でしたが、ドラマ見たら続きが見たくなりここへ。
前後違いあるものの大体合っていて面白いです。
音楽物の漫画はやっぱり面白いですね。
ドラマは音が聞けて楽しい、けど、漫画は色んな音を想像しながら話を進められるので違った意味で楽しいですを
先生の作品はどれもどうにもならない切なさの中にクスッと笑ってしまう楽しさがあり、現実的に起こりそうな心の動きが詰まってます。
こちらの主人公を取り巻く人たちも色んな事情が見えますが、憎みきれないものも見たくないものも見えたり…でも皆のことも人間臭くて好きです。
兄夫婦に生まれる予定の子供のキラキラネームをぶつぶつ声に出してしまう場面が好きでした
ドラマを見ていて、後から原作があることを知り、この作品を読みました。
恋愛以外の分野で登場人物が努力する作品は好きです。
ただ、ドラマを見ていたからかも知れませんが、ドラマに比べ可愛さの足りない也映子と、意志薄弱な理人が漫画のほうがより際立ってしまい、案外、登場人物に魅力がないように感じてしまいました。
反対に、婚約破棄や嫁姑問題の部分はドラマだとこちらも落ち込んでしまうくらい暗かったのですが、漫画だと若干雰囲気が明るくて、その点は良かったです。
先にドラマを観ているとどうしても演者と比べてしまいますが、原作とドラマの展開はほぼ同じなので内容は入ってきやすいし、絵も綺麗です。
大人のヴァイオリン教室とその後のカラオケボックスでのやりとりが結構面白かったです。それぞれ年齢や立場の違いがあっても、同じ習い事の仲間で発表会の為に頑張るという展開に恋愛絡みのスパイスは王道だなと思います。
寿退社の日に婚約破棄されて、「G線上のアリア」を弾きたくてヴァイオリンを習い始める。グループレッスンの3人のメンバーほんと好き。大人になって、こういう場所あるのがほんと安心。ヴァイオリンの先生も同じ目に遭ったということを知ったときは胸が傷んだ。そして、年下の恋人が。「G線上のアリア」は結婚式でも、よく演奏される曲ですもんね。
同時に連載していた作品の中では1番ポップで読みやすい作品だったと思います。
3人の関係もとても好きでほのぼの癒されていました。何気ないところまでリアリティがあり、わかるー!と何度も頷いてしまういくえみ節が所々に散りばめられている作品。
ゆる〜く読める作品なのでおススメです。
今までいくえみ作品はなんとなくしっくりこなくてちゃんとは読めていませんでしたが、そんな自分は損していたことに気づきました。
いくえみ男子はかわいいし、登場人物たちはちゃんと地に足が着いているし、でも結構ドキドキされられるし。
とてもいい作品で、最後まで一気に読みました。
他の作品も読んでみようと思います。
いくえみ先生ご本人も大人のバイオリン教室に通ってらっしゃるから、その楽しさとか練習風景や発表会がすごくリアル!
最初は大学生と?ないない、と思っていたのにいくえみ先生の世界にすっかりはまり、ありだなと思ってしまうあたりさすが面白かったです。
ドラマも見ましたが、松下由樹がはまってましたね。
課金して、一気に読んでおもしろかった
今や私は主婦で年齢もおばちゃんだから、20代の頃読めばもっと感情移入してドキドキしながら読めたのかな。
河北さんの気持ちに近くて、恋愛ものは引いて読んでしまう。ちよっと遠い世界、過ぎ去った世界ってかんじ。20代なんて若くて若くて。まだまだ若いんだから結婚焦らず遊べよーって思って読んでた