失われた愛の記憶

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あらすじ
「イブ、2度と逃がさない!」突然、見知らぬ男性に責めるように呼びとめられ、イブは困惑した。カイルと名乗る彼は端正な顔に怒りをにじませ、イブは彼の妻で、2年間ずっと行方不明で捜していたと告げた――! 確かに記憶を失くしたイブが路頭に迷っていたのは2年前。親切な看護師のおかげで住む家と仕事を見つけ、やっと新たな人生に手応えを感じ始めたばかりだった。私は本当に、この美しい男性と結婚していたの? ――不安と甘い疼きにイブの心は震えた。
ユーザーレビュー
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終盤で急展開
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記憶をなくしてカフェに居るところを保護されたイヴ。双子の女の子がいる看護師の夫妻と暮らして2年経っても記憶は戻らないまま。
ある日、夫と名乗るカイルが現れますが、記憶をなくしたことを初めは受け入れきれず、カイルの言葉に混乱するイヴ。
イヴを諦めきれないカイルは思い出の場所を連れて回りますが、記憶は戻らず、カイルの記憶の中の自分に嫉妬したり、彼の優しさをツラく感じたり。
感情の交錯がうまく描かれていて、素敵な作品に仕上がっています。とても素敵で優しい旦那様なのに、冒頭の遠くへ逃げようとした謎も全て解けて、ラストはスッキリしました。 -
記憶ない
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記憶がなかったら私は怖くてどうしようもない
子供を無くすなんて
読みながら泣いてしまいました -
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記憶をなくしてしまうほど辛かったんだろうな。って思う。
旦那さんが、辛い記憶は忘れたまま、自分の事だけ思い出してくれたら。って都合よく思ってしまうのも、わかる気がする。
最後には、なくした記憶も思い出し、ツラかった気もちも乗り越えられて良かった。
双子ちゃんのキャラな何気に好きです。 -
5.0
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愛と涙が溢れ出てきます。
ハーレクインの作品は最後にギュッと詰めこままれることが多いのですが、さすが藤田先生さすが藤田クオリティー。
流れるようにストレスなく最後まで読めます。
二人それぞれの相手を思う心が愛がクライマックスに向かって波のように大きくなって、私の涙腺崩壊です。そして読後はなんとも言えない幸福感につつまれます。
是非この藤田作品を読んでほしいです。 -
3.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
辛い過去
辛い過去から逃げるために遠くに行って、そのまま記憶まで無くしてしまう
どんどん思い出されていく記憶に、自分だったらもっとパニックになるんだろうなぁ…
主人公は、記憶喪失でも周りに恵まれて、愛されて…羨ましい限りです!
自分には子供がいないので、その辛さがどれだけのものか、想像することしか出来ないけど、子供のいる方はなんとなく気持ちが分かるのではないでしょうか??
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