【ネタバレあり】臆病者はしたたかに愛すのレビューと感想

主人公の気持ちも分かるけん…

うーん…(´・ω・`)

昔からの度重なるコンプレックスを感じていた主人公が、頑なに自分の殻に閉じ籠る様な考え方は分からんでもないんですが、傷付く事に敏感過ぎるのも分かるんだけん…

じゃあ、自分を守るために相手の気持ちを傷付けていいのかな？とか、それだけ不安なら聞く勇気もあって良かったのではとか思いました。

相手を責めて自分を正当化して、相手が来てくれて本当の気持ちを知らされて…って、主人公は何か成長したのだろうか…と不思議な気持ちになりました。

主人公の性格なら、きっと突飛でもプラスに行動しそうなのに、マイナス面を全て相手に補われている感がモヤモヤしました。

すれ違い

みんなが自分と顔がソックリの兄の事が好きだと思い、
小宮山の気持ちに気付かない糺、
小宮山も本気だと知られたら糺が逃げてしまうと思い込みすれ違う二人・・
でも最後は気持ちが通じ合って良かったと思います。

なんかジワジワくるお話しでした。派手な展開はなく、淡々と過ぎていきます。が、このすれ違いカップル、どうなっていくんだろうと先が気になって仕方なくなります。受けがネガティブなんだけど、不思議とイラつかない。幸せになって良かった。

きゅんとしました！

好き同士なのにお互いの勘違いからすれ違ってしまう2人を見ていると、あぁ！もう！と焦ったくなってしまいました！
でも2人とも一途で、とても可愛いです！！

さらっとしてるけど

お話し自体、設定が好きなので甘めの★４

身代わりや すれ違いとか切ない設定が好きなので、完結してないし 作者さん自体 他作品も完結させてないけど読んでみました。
一応、12話で表題作は完結っぽく後日譚とか、別作品が更新されるのかな？って感じです。

話しは、あっさりしてるし あまり切ないって感じはないです。
両思いなのが、読んでて丸わかりです。
それに、したたかってより受は年上だから最後の大事な一歩に向き合えてるだけで攻は ここで子供っぽさが出ただけかな。
絵も、あっさり系。正直イケメンさは感じなかったです。
絡みは、こちらも あっさり。