5.0
by
匿名希望
すごく良いですよ
ネタバレありのレビューです。表示する
約11巻分まで一気読みしてしまいました。
子供が主人公のせいか絵が可愛くて良かったです。でも鬼はめっちゃ化け物的(笑)
とにかく構成がしっかりしていて、矛盾がなく、謎かけとアクションが入り混じっだ漫画です。
以下ネタバレです。
主人公はエマ。運動神経抜群で頭も良い。親友のレイは博識、ノーマンは天才。
ある日、孤児院かと思っていた場所が食用人間の農園であり、子供たちのママが飼育監だと知る。脱走を試みます。親友と自分たちだけが脱走するのでは、他の兄弟が出荷され鬼に食べられてしまう。無理だと言われても全員で脱出したいと言うエマ。飼育監として優秀なママの目から逃れ脱走するまでの話が序盤。耳に発信機が埋め込まれていたり、勘付いたママが補佐役にシスターを呼んだりと問題が沢山あって楽しかったです。
次は外の世界。6歳からしか出荷されないので4歳以下は置いてきました。残念ながらそこは鬼が支配している世界でした。世界は1000年前に人間の世界と鬼の世界に分かれていました。互い同士の狩りをなくすため分かれたものでした。そのときの約束で人間が鬼には食用の人間を育てて提供するとなり、それがエマ達なわけです。外には鬼の他にも生き物から精気を奪う植物やら危険はいっぱい。なんとかエマたちはシェルターまでたどり着きます。そこで大人のユウゴに出会います。オジサン(ユウゴ)はエマたちと同じように13年前、別の農園から逃げてきた子供たちの生き残りでした。ユウゴ、エマ、レイは安全なシェルターに兄弟を残し、人間の世界にいくために次のポイントに向かいます。次のポイントは、なんと鬼たちの狩場になっていました。鬼たちの道楽のために集められた子供たちが住んでいました。そこで協力し、沢山の知恵を使って強敵といえる鬼たちと闘います。
それから…と物語がどんどん進んでいくので楽しいです。ハラハラドキドキがとまりません!ノーマンが生きていて良かった!個人的には農園のママが無事だといいけど…