4.0
はっ!としました
里親制度は「子供に恵まれない人を親にする制度ではない、心と体にリスクと見えない傷を負った親のいない子供たちの親を探す制度」と理解した時にはっとさせられました。
言われてみれば至極当たり前のことなのに、なんだか世の中は、子供が欲しい=里親という感じがします。
私の認識を変えてくれた漫画です。
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里親制度は「子供に恵まれない人を親にする制度ではない、心と体にリスクと見えない傷を負った親のいない子供たちの親を探す制度」と理解した時にはっとさせられました。
言われてみれば至極当たり前のことなのに、なんだか世の中は、子供が欲しい=里親という感じがします。
私の認識を変えてくれた漫画です。
里親は子供が欲しい人のための制度ではなく、支えが必要な子供のための制度なんですよね。主人公は治療しても子供が授からなくて、でも母親になりたい動機から入りつつも、ちゃんと子供の幸せを真剣に考えてしっかりした里親になろうとしています。
それにしても過去の虐待の心の傷から、他害行動がエスカレートしてしまうユウナちゃん、、大人が見てないところで小さいお友達を突き飛ばしたり殴ったり酷すぎる。里親本人も重傷を負わされて心身ともに参っていて居た堪れません。あくまで私は、、ですが、性格歪みすぎてて可愛くないと思ってしまった、、すみません。でも里親が見放してしまったらその子は二度親に見捨てられることと同じ。託されたらどんな子であろうと愛するという覚悟がないと里親にはなろうと思ってはいけないですね。
まず、子供が欲しいが授かれないから養子が欲しいという自分本意であってはいけないということをしっかり頭に入れておかなければいけないですね。
その養子はどこから来たのか。どのように生まれてどのような環境にいたのか。
人よりも不幸に生まれたからこそ、受け入れると決めたなら他のどんな子供よりも幸せにしてあげる覚悟をもつべきですね。
私は常々全ての子供が等しく愛されるべきだと考えているので、それらのことを理解した上で養子縁組がもっと増えたらいいと願っています。
福祉士さんの「子のための親」という言葉が響きました。
全体的に駆け足な展開でサラッとした内容に感じました。里親・養子縁組制度についてと、その制度の光と闇というような部分は描かれていると思います。
ネタバレですが主人公は、ストーリー始めに自身での妊娠・出産を諦めるという辛い挫折(?)を味わいますが、特別養子縁組で子を迎えることを決めてからは比較的トントン拍子だったのではないでしょうか。
主人公夫婦が苦難を乗り越えるというよりも、その周りの登場人物の経験や苦難を見聞きし、養子を迎える覚悟を固めていくストーリーでした。
夫が養子を迎えたい主人公の気持ちをあっさり受け入れるなど、登場人物の葛藤や心情の深掘りの描写は少なかったです。
待機仲間だった井口さん夫婦と裕奈ちゃんのエピソードが痛々しくて救われないバッドエンドでした…。
すべての子ども達が安全に安心して、愛を受けて暮らせる世の中になることを切に願っています。
まだ途中ですが、私も結婚して10年子供には恵まれませんでした、
不妊治療には何百万ものお金がかかり、何より精神がとても削られました。
最後にしようと思った移植で授かる事が出来たのですが、やはり里親制度は何度か調べた事があります。
だけど女性と違って男性はやっぱり受け入れられない方が多いようでうちでは調べただけで終わってしまいました。
不妊治療を諦めて方の気持ちはやってきた人間にしかわからないし、治療して授かった人間にも結局はわかりません。
里親制度で少しでも救われる親子があればいいなと思います。
私も高齢出産だったので、2人目は体力的に出産が難しいと医者に言われ一人っ子です。子どもは両親の愛情を一身に受けてすくすく育っています。虐待のニュースを聞くたびにドキリとします。我が家はまだ精神的にも経済的にもゆとりがあります。私が育てたかったと思ってしまいます。世の中は不公平ですね。人物の表情が豊かで感情移入してしまいます。
結婚するのが遅くて、不妊治療に踏み出すのも早くしてれば…若いうちなら妊娠できたかもしれないと、何度も考えたな。
不妊治療の辛さは、終わりがみえなくてずっと暗闇の中で光を探すような状況。不妊治療してもなかなか子供ができない辛さ…
不妊治療してた時の自分と、主人公が重なって…涙が止まらなかった。
まだ途中だけど、みんな幸せになって欲しい。
特別養子縁組は聞いた事があるけれども、実親の意見の尊重が強過ぎて、子供は親の所有物…と、思ってしまい、モヤモヤする。
そんなに、子供は実親と暮らす事が、幸せなのだろうか?
私も結婚して四年になりますが、なかなか子宝に恵まれません。
ちゃんとした治療はしていませんが、治療するにはそれなりに費用や体力、精神力が必要と聞きました。それもできないなら里親さんも良いのかと思いましたが、こちらもまた、考えさせられる作品でした。
無料分を読んで続きが気になり、今6話まで読み終わりました。
里親制度、名前は聞いたことがあってもどのようなものか知っている人は少ないのではないでしょうか。
(私もそのうちの一人ですが)
里親制度について丁寧に描かれているように感じたので、最後まで読み進めていきたいです。
6話の肝っ玉母ちゃん、いい人ですね。