【ネタバレあり】恋愛戦略家のレビューと感想

思ってより良かったかも

職場には独身男性はもう背の低い彼しかいないとバカにし、見下す周囲の女性達。なのに残業嫌だと嘘ついてその彼に仕事押し付ける。彼は嫌な顔せず引き受けるから余計にバカにしていた。背が低いってだけでここまでバカにする？仕事してくれた人に何様？？周囲の女性達の性格に問題有りすぎなだけかも知れませんがひどいです！でもヒロインはそんな彼を裏の顔も含めて好きになって結婚します。彼は転職しますが今度は大手に。高価なブランド靴を彼女にポンとプレゼント。実は最良物件だった彼と知り、ちょっと上から目線で見てた彼女がそんな彼と幸せな結婚生活過ごしていると知った時の周囲の女性達の反応面白かったです！

背は低いけど…

表紙の男性が俳優の西◯さんぽくて気になってましたが…背が低くて社内の女子からは便利屋さん扱い、というちょっと残念な方。でも少し話してみると…ギャップや意外な優しさに惹かれていく主人公。

2話目は同じく社内もの。恋人には付き合いを内緒にされ、使いっ走りな扱いまで…でもケナゲに尽くす主人公がなかなかかわいそう。

3話目は、一緒に住んでいるのになんだかモヤモヤ…
4話目は、学生時代から好きだった人と付き合えたのに、その人はもともと親友のことが好きで…という。

アラサー女子のモヤモヤが詰め込まれた4つのお話。みんな幸せに！と願わずにはいられんです。

女性の心理をよーく理解していて

小純月子さんという作家さん、ちょっと興味があります。独特な大人の視点で女性のペースに合わせて男性が行動してくれる、というとても安心感のあるストーリーが多いので、落ち着いて読んでいられます。ただのもの扱いをしないところがとても心地いいですね。今回のこのストーリーも女性の安易な考え方を逆手に取っている男性の視点で、でも女性の心理描写を中心に動かすというとても面白い展開をされています。他の短編もなかなか読み応えがあって、今一番興味のある作家さんです。

表題の恋愛戦略家と、彼の好きな人、がお気に入りです！
結果的に松実の1人勝ちっていうのが、スッキリしました！女性の休憩中の本音トークはエゲツなくてホントイライラさせられるので笑
恋愛において計算する男性も悪くないかな、と思ってしまいました。
彼の好きな人、の方は、途中ですごく切なくなっちゃいましたが、すごくまっすぐな想いを伝えてくれる彼氏でよかったなぁと思いました(^^)

微妙かな

無料配信分だけ読みました。
このコミックの購読に当たって、読みたいものとかはなく、なんとなーく無料配信分を読んで、あ！読みたいなぁと思ったものを買うだけなのですが、この漫画は読まなくてもいいかな？って思える範囲で無理配信が終わっています。
この男性（べんりーくん）は主人公を好きになるのか、不思議な主人公が男性を好きになるのか展開が全く読めないですが、なんだか勢いがなくて追加購入する気にはなれない内容でした。

ベンリーくん！

女子社員の仕事を押し付けられている3歳年上の津川さんは、いつも優しくてニコニコ。
ベンリーくん、とか、チビ、とか言われている。松実は他の女子みたいに津川さんに仕事を押し付けずに残業。仕事の質問しようと津川さんのデスクに行くと書類が山積み。手伝いを申し出ると、確認作業が面倒だから、と笑顔でバッサリ断られる。いい人なのかな？ホントは腹黒いんじゃない？と気になり始める松実。そこから、恋愛戦略家の戦略がスタートする！

恋心に共感

絵のテイストがちょっとだけ好みじゃないけど、地味に見えて本当はすごく素敵な人が、そこにだんだん惹かれていって…という恋のはじまりはすごく好き。
わたしもそんな風に恋したい。それに好きな人の幸せを願いたいけど、振られて欲しいとも思ってしまう、そんな自分の心の中の葛藤が、私も経験があって胸がえぐられそうなほど共感できた。
主人公の恋の行方がすごく気になります。

頑張って！

同じ働く女子の悩みが、とってもよく伝わるおはなしでした！この作家さんは好きな絵の感じだったので、ジャケ買いをしました。キレイでクールなイケメンくんにキュンキュンしてしまいました！短編なのに、人間模様が深くてでもサラサラっと読めて面白かったです。他の作品も見てみたいなと思ってます！私のおすすめの作品です！

目が細くて表情が読めず、
職場の便利屋さんと言われても
甘んじて受け入れている彼が、
主人公を落とそうと
あの手この手を使いました！
と後で悪びれもせずきっぱりと告白するところが好きです
そして策略家なのに焦るあまり、
いてもたってもいられずに
主人公のところに来てしまう…

きゅーんとしました(笑)

短編でサクッと読めて甘酸っぱい気持ちになってキュンキュンさせてくれます。
この作者さんの短編オススメです。
ふたり暮らしの話のような言わなくてもわかるやろうからのちょっとしたスレ違いは、自分自身の結婚当初を思い出してグッときました。感謝とか自分の気持ちは都度伝えるようにしようと改めて思わせてくれました。